子育てしながら、はじめて起業する人の
コンサルタントをしている 宮脇小百合です。
昨日、長男と二人で西新宿の病院まで
定期的な診察を受けに行ってきました。
３年前に長男は、原因不明の高熱がでて
めまい、立ち眩みが頻繁に起きるため、
歩くこともできずに中学校に通えなくなったのです。
その時から、東京医科大学病院に二人で通う
ことになりました。
担当医の先生が
「おぉ～高校の制服さわやかだね！
声が低くなって男らしくなったじゃないか。
カッコいいよ」と、
部屋に入るなり話しかけてくださると
「えっ、先生、僕、声低いですか～
変わっていないですよ～（笑）」と息子
正直、先生がおっしゃってくださったように、
息子は変声期で声がかなり低くなっているのですが、
本人は変わっていないと思っていることに
私も昨日気づかされました（笑）
はじめて病院で診察を受けた日、
息子は壁を伝いながら歩いていたし、
何を聞かれても弱弱しく「はい」「いいえ」と
答えるのがやっとで、目に力はなく
いつ倒れてもいいくらいの状態だったのです。
それが、３年たった今では先生が驚くほど
学校を休むことなく毎日通い、勉強も部活も
そしてこの８月には短期海外留学にも行こうと
しているのですから驚きですよね。
先生が、「通学の時に立ち眩みやめまいはない？」
と聞かれると
息子が、「よくあります！ でも、先生、友達と話を
しながら帰っている時は、めまいや立ち眩みがないんです」
と、答えると
先生が、「よく気づいたね！そうなんだよ。
友達と話をして楽しいというアドレナリンが出たりすると
体調がよくない状態でも気分は悪くならないんだよ。
だから、バイトなどもしてもらうと、体を動かし、
話もするので、体力もついてくるんだよね。」
先生が、「最後に何か質問はないかな？」というと
息子が、「先生、海外留学に行く時、僕は夜９時には
寝るようにして体調管理しているのですが、
飛行機の中だと眠れないし、初めてのオーストラリアで
一晩中眠らないで大丈夫なのか心配なんです」と。
・・・そうか、そんな不安を抱えていたのだと
私もそばで聞いていて初めて知りました。
それに対して先生がお話してくださったのは
「実は、先生もよく海外に行くんだけど、
飛行機の中では眠れないんだよね。
椅子も倒さないでサムライみたいに座って
映画を観ているんだよ(*^^*)」
「眠れないと体調が悪くなるんじゃないか？
と不安になることがストレスを作り出すんだよ。
一晩眠れなくても、翌日頑張って動いていると
その日の夜は熟睡できるはずなんだ！
だから、不安になる必要はないんだよ」と。
担当の先生、いつもこのように本当に
素晴らしい教えを息子に伝えてくれるんです。
そして私も昨日は、また学びがありました！
「不安がストレスを作る」
その後に先生が続けて話をしてくださったのですが、
「不安だと思うと、次々に不安になるようなことしか
考えなくなってしまうんだよ。
でも、不安に思わなくても大丈夫と思うと、
気持ちもポジティブになってくるんだ」と。
これ、私が起業をされる方にも話していることなのですが、
不安なことばかりを考えていると、
「自分にはできないかもしれない」
「もう失敗したくないから行動するのをやめよう」
なんてことになってしまいます。
息子は、病院の帰りに
「何だか眠れないことばかり気にしていたけど、
眠れなくてもいいんだね！ 安心したよ」と明るい顔
そんな長男は、今日16歳の誕生日を迎えました！
誕生日前日に、心のケアをしてもらい
明るく海外留学を目指して頑張ってくれそうです。
私も、はじめて起業する人たちが、
少しでも不安ではなくなるようなサポートを
していきたい・・・と思いました！