転んでもただでは起きないようにするには | 大阪発、町工場女社長奮闘記

大阪発、町工場女社長奮闘記

2018年10月、創業55年の父が営む金属加工業の会社を分社化し、
『日本とベトナムの架け橋になる!』と町工場の女社長になった私。

ベトナムのこと、モノ作りのこと、女性経営者として感じたこと
など日々感じたことなどを書いてます♪

車にガソリンを

入れている時のこと

 

 

 

 

車のバンパー部分が

凹んでいることに気がつきました


いつの間にぶつけたんだろう

 

 

 

 

いくら考えても

思い当たる節がありません

 

 

 

 

私以外の人が

私の車に乗ることもあるので

 

 

 

 

私以外の人がぶつけたのかなぁ

なんて考えていました

 

 

 

 

でもその凹みは

ある角度から見ると

かなり凹んでいるのです

 

 

 

 

こんな大きな凹みに

気がつかないはずはなく

だからきっと最近のはず

 

 

 

 

ってもう一度傷をよく見ると

 

 

 

 

どう見ても

何かにぶつけたのではなく

何かがぶつかったように

 

 

 

あるポイントを中心に

凹んでいるのです

 

 

 

 

こんなぶつかり方は

絶対にしません…

 

 

 

 

それで気がつきました!

 

 

 

 

自社製品を上げ下ろしするときに

製品か製品を載せるパレット

の角を私の車にぶつけたのだと!

 

 

 

 

ここ数日ベトナムより

たくさんの荷物が届いていて

フォークリフトを使って

頻繁に荷物を

上げ下ろししていたのです

 

 


 

 

私はいつも会社の正面に

車を置いていて

 

 

 

 

そのすぐそばで

荷物の整理を

社員たちがしていました

 

 

 

 

私の車邪魔かなぁ

と思いはしたのですが

 

 

 

 

他における場所もなく

今までも大丈夫だったから

きっと大丈夫

 

 

 

 

と思ったのが間違いでした

 

 

 

 

こんなことになるなら

さっさと車の場所を

移動させておけばよかった

 

 

 

と反省しました

 

 

 

 

でも

 

 

 

車が凹んだ以上に

私が凹んだのは

 

 

 

 

そのことを

社員が報告してこなかったこと

 

 

 

 

犯人探しをするつもり

はありませんが

 

 

 

 

これを報告できる環境

になっていないこと

 

 

 

 

にとてもショック

を受けました

 

 

 

 

 

それだけ

社員との信頼関係

ができていない

ということ

 

 

 

 

を目の当たりに

してしまいました

 

 

 

 

これは弊社の仕事には

致命傷です

 

 

 

 

今回は私の車

だからよかったのですが

 

 

 

 

これが弊社の製品だったら

おおごとです

 

 

 

 

もし

作業者が自分のミスに

気がついているのに

 

 

 

 

報告してこなかったとしたら

不良製品がお客様のところへ

流出してしまうことになります

 

 

 

日頃より

品質第一で社員みんなで

仕事をしているのに

 

 

 

 

一人でも





これぐらいならいいか

 

 

 

 

とミスを安易に

考えてしまう人がいると

 

 

 

 

それだけで弊社の信用が

なくなってしまい

 

 

 

 

仕事を失うこと

につながります

 

 

 

 

 

でもそういうミスは

ちょっとしたことで発生します

 

 

 

 

ちょっと手を抜いたり

ちょっとルールを無視したり

ちょっと気がぬけてしまったり

ちょっとほかのこと

に気をとられていたり

 

 

 

 

 

もちろん

ミスを犯そうとおもって

犯したミスではないこと

は重々承知です

 

 

 

 

でも

ちょっとしたことで

起こったミスが

 

 

 

 

納期送れになり

大きな損失にもなります

 

 

 

ちょっとしたミスだからこそ

もう少し気をつけて

作業ができたら

 

 

 

 

という思いが強くなります

 

 

 

 

 

でもここで怒ってしまうと

ミスしたことの報告が

しにくい環境を作ってしまう

と思っています

 

 

 

 

だからこそ、

ミスしたことを

叱ることはほとんどなく

 

 

 

 

次回はどのようにしたら良いか

をみんなで考えたりして

次回同じミスを起こさない

対策を考えます

 

 

 

 

そうやって

いろいろ試行錯誤を

してきているのに

 

 

 

 

まだ報告ができない環境である

 

 

 

 

ということに

大きな課題が残っています

 

 

 

 

結局あれやこれやと考え

実行しているのは

独りよがりにすぎない

 

 

 

 

そのことを

強く感じました





みんなにその意図が

全く伝わっていないかもしれない

 

 

 

 

車は凹みましたが

このことに気づくことができました

 

 

 

この教訓をしっかり受け止め

本業でのミス対策を

しっかり行なって

いきたいと思います