他人の中の私 | 大阪発、町工場女社長奮闘記

大阪発、町工場女社長奮闘記

2018年10月、創業55年の父が営む金属加工業の会社を分社化し、
『日本とベトナムの架け橋になる!』と町工場の女社長になった私。

ベトナムのこと、モノ作りのこと、女性経営者として感じたこと
など日々感じたことなどを書いてます♪


今日の私は朝から

イライラモード

 

 

 

社員のみんなが

良かれと思って

やってくれたことが

みんなの思いと

反対に進んでしまうのです


 

例えば伝票一つにしても

 

 

 

 

ファイリングした方が

良いと思って

ファイリング

してくれたのですが

 

 

 

 

まだ、

処理をしていない伝票を

処理した伝票の中に

入れてしまっていたよう

 

 

 

 

それにきがつかず

検収もれになってしまい

全部チェックし直すことに


 


 

 

今出張中のベトナム人の相棒は

   




私に迷惑をかけたくない





と思って自分の仕事を

私以外の人に頼んでベトナムへ

 

 

 

 

でも

頼まれた人は仕事の内容を

理解せずにしてしまったので

結局私が全部やり直すことに

 

 

 

 

 

それなら初めから

私がした方が

何倍も早く仕事が終わり

その人もその時間に

自分の仕事をすることができ

混乱することもなかったのです

 

 

 

 

 

そんな彼女に私が言った言葉

 

 

 

 

あなたの仕事は

全部を抱え込んで

自分でするのではなく


 

どんな手を使ってでも

仕事を前に進めること

 

 

 

 

彼女は仕事を頼むことが出来ず

全部自分でやろうとします

 

 

 

 

そして

オーバーフローしてしまい

仕事が滞り

大惨事を引き起こします

 

 

 

彼女に言いながら

 

 

 

どの口がいうねん!!

 

 

 

って自分で自分に

ツッコミを入れてました

 

 

 

そうです

いつもの私

 

 

 

でもいつも

自分がしているからこそ

彼女の気持ちも

とてもよくわかります

 

 

 

 

自分の仕事を

他人にお願いして

他人を忙しくさせる

わけにはいかない

 

 

 

しんどい思いを

させることもできない

 

 

 

 

彼女の

優しさや責任感 

から出てくる行動

だとは思います

 

 

 

 

でももともと

ひとりではこなせない量

なのだから

全部はこなせないのです

 

 

 

 

その時点では

もう人にお願いすることもできず

結局仕事が滞ります

 

 

 

そして

自分の意思とは裏腹に

みんなに大迷惑を

かけてしまうことになるのです

 

 

 

 

そしてもう一つ

大きなことに

気がつきました

 

 

 

 

彼女は自分が出来ないから

なんとか自分で全部しなきゃ

 

 

 

って思っていると思うのですが

 

 

 

実は

周りにいる人はとても寂しい

のです

 

 

 

ひとりで頑張っている

彼女をみると

 

 

 

自分が信頼されていないように

頼り甲斐がない人のように

 

 

 

思ってしまいました

 

 

 

 

彼女には全くそのつもりがない

のでとても厄介です

  


 

 

自分のことはわかりませんが

他人のことはよくわかります

 

 

 

 

他人のことをみて

自分の行動を正すとともに

 

 


 

他人を理解すること

に使っていこうと思います

 

 


 

それこそが

私の仕事なんだと思います