S状結腸憩室炎から腹膜炎手術・・・無事退院しました。 | シンガー”惺蘭”オフィシャルブログ

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昨年11月24日朝から激しい腹痛。その上熱もあるようで朝から37.5℃(ちなみに平熱は35.4℃)そして昼には38.8℃まで上がった為『また?』と、過去に何度か入院している『S状結腸憩室炎では?』と思い、緊急入院覚悟で入院セットをキャリーバッグに詰めて午後から受信したところビンゴでしたf^_^;

※偶然にも前日には入院を予感していたかのように群馬の叔母から暖かい手編みのベストが届き、自撮りしてお礼のメールを送り、病室ではとても重宝しました。

さらにLIVEが近かったのでネイルも完璧の状態。緊急入院の為、オフもできずかなり派手な入院患者となってしまいました(笑)

思い返せば最初の発症が2009年夏、とにかく数週間に渡って続く腹痛を我慢していたらある日起き上がれないほどの痛み(立っていても身体を前に折り曲げないといられない状態※これがこの病気の特徴だそうです。)に襲われ(普段は絶対に乗りたくない(笑))母の運転で近所のクリニックに連れて行ってもらったら『ここにはCTが無いので専門の病院へ』となり大病院へ搬送された。その時の病名が『虚血性大腸炎』『大腸ポリープ』『S状結腸憩室炎』の三つ。主に血液検査で白血球の数値が12,000ほどに上がり、痛みの度合いを表すCRPは12まで上がっていた。

 

これまで病気らしい病気を経験していなかった私には、あまりピンと来るものがなく約一週間の絶食&点滴(これが、何故か意外と空腹を感じないし体重も減少しない(^^ゞ)その後は数回の血液検査の結果、数値が下がっていたら、その度に三分粥→五分粥→七部粥→全粥となり、最終的に数値が戻った時点で通常食となり退院。人によりますが10日から2週間くらいでしょうか。私の場合さらに入院中に大腸の内視鏡検査により、ポリープが見つかり、その場で切除しました。

 

それから二年後の夏にまた同じ病気(今回はS状結腸憩室炎のみ)になり、さらに次の年の夏にも再度同じ病気になり入院。つまり発病する間隔が二年から一年に縮まったというところがポイントです。その後上京し、3年間は発病せず。(正直言ってそれ以上の身体の痛みに耐えていたからかな?と今なら思います。)

 

2016年9月、その腹痛を忘れるほどの痛みの原因となる右脚の手術を受け、回復を待ちながら整形外科病棟に入院中(食事の管理や運動なども適度な環境の中)の11月に4回目の発病。この頃から、当初原因と考えられたストレスや暴飲暴食(特に辛い物が好きなのは心当たりがあったけど・・・)に関係なく発病した事で、私のかかりつけの医師は「病巣(S状結腸)を切除したほうがいいのでは?」と言う提案をしてくれましたが、抗生剤投与で何とか回復し、もう片方の左脚の手術を終え年をまたいで1月に退院。そしてその退院から2か月後にまたまた発病。この時は入院設備の無い近くの医院に行ったため?取り敢えず点滴を受けて、自宅にて療養。この時点で発病の間隔が4か月となっていました。そして何とか回復しましたが、結局翌月の月末に発病し、その場で入院。ゴールデンウイークはまるまる病院で過ごしました。これは昨年の話です。

 

その後は季節も暖かくなり昨年までの脚の痛みからも解放され前年とは違い身軽な気持ちで、プチリサイタルやお祭りの司会や歌謡ショーなどに呼んでいただき順調に思えていたのですが・・・こちらでもお知らせしました愛知県豊橋市でのE-Jazz liveを控えた11月末に遂にダウン。惺蘭 E-Jazz Live in TOYOHASHI(宮崎でのライブも含め)のご報告が出来なかったのはそのためです。

 

そんなわけで、2年連続で年末年始は病院で過ごしました。さすがに紅白は観ませんでしたが、噂通りのおせち料理のような病院食が出たため、何となく『お正月が来たんだなぁ~』と、いう印象は味わう事が出来ました(^^ゞ

↑これは朝食です。これでまず感激したのですが・・・・・

 

↑なんと、お昼もこれ!凄いなぁ~この病院♪

 

とにかく、今回は腹膜炎も併発し『この辺で年貢の納め時?』とばかりに開腹手術を決心(ちなみに外出許可を頂きネイルサロンでオフ(^^ゞ)、何度も繰り返していた元となる病巣は取り除きましたので、今年は健康第一で、きっといい年になると自分で自分に言い聞かせています。

 

退院してから気づきましたが昨年引っ越したベランダから富士山がとてもよく見えます。

朝の富士山を観て『今日も一日良い日でありますように』と、お願いして、夕日に染まった富士山に一日の無事を報告する毎日です。

 

ライブ等が急きょ取りやめになり、多くの皆様には多大な迷惑と、一部の皆様にはご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。

 

今年は心機一転、新しい自分に生まれ変わったつもりで精進していく所存です。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

  平成30年1月吉日

 

                                 惺蘭