紫陽花と、父への面会 | 難聴と共に生きる さよこの日記

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どうにもスッキリしない毎日を送る50代女性のつぶやき日記です。

雨が降る中、夫と二人で、紫陽花を見に行ってまいりました。


家から車で 40分ほどのところです🚙💨

こんな雨模様だし、ひとはそんなにいないだろうなと思っていたのに…



駐車場は、車でいっぱいびっくり




雨の中、こんなに見に来る人が多いのは、きっと「紫陽花だから」でしょうね。




雨にうたれて咲く、色とりどりの紫陽花がとてもきれいでした。

そして、

今日は、父の特養に、夫と二人で面会に行ってきました。


父が入所して、夫は初めての面会です。

父の機嫌はどうかなうーんと、二人、面会室で待っていると …

現れた父は、スッキリした表情をしていて、髪も短く整えられていました。

散髪してもらったんだびっくり
精神科病院では、伸び放題で、やさぐれ感満載だったときもあるのに💧‬、ここでは、入所してまだ2週間なのに、こんなにキレイにしてもらって泣き笑い

父は、夫に向かって

おじいちゃん お前、来てくれたんやな

と、言いました。

ん?  お前?(´・ω・`)?

今まで、父は、夫のことを、『お前』だなんて呼んだことがありません。
娘婿には、人一倍気を遣う、昭和一桁生まれですから。

お父さん、もしかして、息子(わたしの兄)と間違えてる?

わたしは、あわてて

ニコニコ  おとうさん、わかる?
  〇〇さん(夫の名前)やで

と、言いました。

すると、父は

おじいちゃん  〇〇さん(名前)やろ?
   わかるよ

と、言いました。

なんだ、わかってたんだ。
でも、いま、お前って、言ってたよ。
( ̄▽ ̄;)

それから、父は、お風呂に入ったことを、うれしそうに話しはじめました。

入浴の介助が女性だったので、『気を遣う。男性の方がいい』だとか、『浴槽につかったのは久しぶりで、気持ちが良かった』など。終始にこやか。

散髪をして、『若くなった』と言われたことなど、うれしそう。
これは、以前の記憶とごちゃ混ぜになってるのかもうーん

途中、父から『今日は何曜日や?』と、聞かれたので、日曜日だとこたえました。

すると

おじいちゃん おまえ、今日は仕事と違うんか?

と わたしに言いました。

お~びっくり
ほんとに、今日は調子が良いね。
おとうさん。

受け答えがしっかりしてるし、こんなふうに、相手のことを気遣うことができる。

介護士の男性は

お父さん だいぶ ここにも慣れてこられましたよ。
お孫さんとのお話を、僕らにもしてくれて。


と、話してくれました。

真顔 夜は、どうですか?やはり、よく怒りますか?

お父さん いや、ちょっと減ってきました。


施設に入所して、良かったな、と思うことのひとつが、このように、介護士さんと会話があることです。

精神科に入院していた頃は、看護師さんと会話はあまりなく、面会に行っても、父から 一方的に話を聞くだけで、ふだんの父の様子を、誰かから聞くことは、ほとんどありませんでした。

施設は、病院と違い、生活をする場 なんだなと、その違いをあらためて感じています。



夫が一緒に居たからかもしれないけど、今日の父は、とても穏やかでした。
おかげで、わたしも、心がザワつくことがありませんでした。

こんな日もあるんだよね ニコニコ

それを忘れないようにして、

あまり父の様子に、一喜一憂しないようにしなくちゃね。