ヒーリングと豊かさの関係。
ヒーリングはいつも毎回、起こることが違います。
ただ、私がいつも願う、というよりも、いつもヒーリングの根底にある土台のような思いは、
「健やかで安らかに幸せでありますように」
「平穏で平和な、穏やかな日々のなか、幸せを感じながら生きられますように」で、
それが叶うための必要条件には、その方の大事な人たち、存在達のそれもあるはずで、なので、ヒーリングはそうなるように起こっているんだろうなと。
(ヒーリングは、対象が誰、とかは、実はないんです。
ヒーリングのエネルギーというのは、深くなるほどに「あなた」「私」という個の区別は無くなります。
そして、「~になる」も無くなる。
「~になる」というのは、今現在は「~でない」ということで、ヒーリングの中では、そういう「経過」というか、時間軸みたいな、そういう概念も無くなって、
「ただ在る」
「あるがまま」
「ただそうである」になっていきます。
「健やかで幸せでありますように」の最初には、「受ける方」や「あなた」という対象が一応あります。
けど、すぐにそんな区別や限定は無くなっていって、その方の家族やペットやご先祖や、その方の関わる世界、私、私の家族やペット、そういうのにまですぐに広がって、あっという間、ほぼ同時に、あらゆる「区別」も「限定」もなくなって、
最終的には、「健やかで幸せでありますように」という願いは、「健やかで幸せ」という「状態」になります。
「ただそうである」「当然である」的な感じです。
これ、考えても分かりません。
頭で、理屈で理解は無理です。
ヒーリングでこの感覚の経験のある方は知っているから分かるでしょうし、経験がない方は、頭で理解しようとせず、「なんか分かる気がする」というなんとなーくの感覚でなら感じられると思います。
そもそも、魂レベルではみんな知っているんですけど、今世の経験とかスキルによっては、「今の自分」という「ガワ」というか、キャラクター?には理解できないってだけです。
私だって、スピ関連他、自分の興味のあるほんのいくつかの分野以外では、知らない、理解できないことだらけ、なのと一緒で、人それぞれの人生、経験も培ってきたものも違うから、仕方ないし、当たり前なんです)
愛する存在がそばにいて、自分も健やかで平穏で、日々の暮らしが恙なく送れていて、
それって、本当は当たり前ではない、奇跡のような幸運で幸せで、
もし、その有り難さにかけらほども気付くことなく、空気と同じくらい当たり前な感覚でそんな毎日が送れているとしたら、その人はもうすでに最高に豊かで幸せなんですよ。
当たり前だと思っていたたくさんの奇跡、自分が持っていたたくさんの有難みに気づけるようになる
=豊かになる。
ヒーリングの変化は、トラウマや過去世や過去や、「癒し」なのだけど、
でもその先にあるのは、
「喜怒哀楽の感度」や
「好奇心のアンテナ」という、
大人になるにつれて摩耗して鈍くなってしまった「心の感度」を取り戻すことなんです。
だから、ヒーリングの後は、世界に色が戻るような、
何もかもが新鮮に見えたり、
理由もないのにウキウキしたり、
生きていることが幸せだなあと感じたり、
心が柔らかく、軽く生まれ変わったような感覚というか、そんなふうになったりします。
「その心でいると同じ波動の人やものや出来事を引き寄せる=豊かになる」です。
「なんか最近良いことがよくあるな」みたいな。
良いことがあって嬉しい→
ご機嫌なので自然とポジティブになる→
また良いことを引き寄せる
という好循環が起こりやすくなります。
感じ方が変わると見える世界変わり、その内面の変化がやがてその人の外の現実に反映されていく
→現実が変わる。
トラウマ的な心の傷を伴う記憶、過去世や、遺伝的に受け継いだようなそれも含めて、しっかり丁寧に癒して消化して昇華していくほどに、自覚できる心や記憶の変化だけでなく、見えない触れないエネルギーレベルでも大きく変化していくのですが、
その変化の規模(範囲や深さ)が大きいほど、反動というか、現実への反映も速く大きくなります。
ただ、その反映は、
「仕事が大成功」とか
「お金持ち」とか、
「素敵なパートナー」とか、
「宝くじが当たる」とか、
そういう分かりやすい現世利益的なご利益というわけではないです。
たまにそういうこともありますが、それはその人が心からそれが欲しかったからで、そういうのが起きたとしてもそれは氷山の一角というか、変化の先の豊かさの一部、みたいな。
そういうことではなくて、
「ああ今日もご飯が美味しいなあ」
「ああ、(ペットの)〇〇ちゃんが可愛い~」
「良い天気だなあ。気持ちいいなあ」
「なんか今日は気分がいいなあ」
みたいな、
自分自身や身の回りの「小さな小さな幸せの種」に気付けるようになる。
日常のあちこちにある、ささやかな「なんか幸せ」を感じられるようになる。
ヒーリングに触れるほどに、繰り返すほどに、どんどんそんな自分になっていくことが、一番の変化で、効果でメリットなのです。
→「ヒーリングで病気は治るのか」という問いについての私の見解。