私たちが過去世のすべてを忘れて生まれてくる意味。 | 福岡 共感ヒーリング ATHANAHA(あたなは)

私たちが過去世のすべてを忘れて生まれてくる意味。

もし、誰もが過去世からの能力をすべて持ち越しながら転生するのであれば、

 

この世界はもっと早く成熟して「波動」とやらも上がっただろうに、

 

 

なぜか私たちは、生まれ変わるときに前世までの記憶をほぼすべてリセットされて生まれてくる。

 

 

だから、人類は何千年経ってもいまだに戦争をしているし、今戦時中でなくとも戦争や侵略の可能性は常にあるから、どこの国も軍事力が手放せない。

 

 

 

私たちが転生時に過去世の記憶を失くして生まれてくるのは、

 

まるで「人類が急速に進化しないための仕組み」のようだと思った。

 

 

 

もし仮にそうであるなら、なぜそんなことをするのかと考えてみた。​

 

 

意識の上ではすべて忘れていても、私たちの中には、宇宙のすべての記録が刻まれた「アカシックレコード」とリンクした「DNA」があり、

 

 

深い深い意識の奥の方ではみんな繋がっていて、

 

これまでのすべての過去世、自分だけでなく、過去に存在したすべての人類、その他、宇宙のすべての存在のそれの記憶も、全部持っている。​

 

 

 

だけど、人間としての私たちは、そこからの微かなインスピレーションや、アカシックの記録の「かけら」程度しか認識できない程度の意識レベル。

 

 

 

でも、そんな私たちだからこそ、

 

記憶をすべて持ち越した超人類(みたいなもの?)には出来ない発想をしたり、

 

「叡智の枠」に捉われない「新しいユニークなもの」を生み出す可能性がある、からかもしれないと思った。

 

 

 

宇宙や魂のレベルからしたら、「幼児」程度の人間意識の私たちでここに生きる意味は、

 

過去世の記憶や、アカシックの叡智を持ったままの「大人意識」の人類には出来ない考え方や生き方をするから。​

 

 

 

その結果生み出されるもの、

 

建造物、衣服や物や、科学や医学や、他の学問、文学、音楽、芸術、

 

映画やドラマ、漫画やすべての物語、「スピリチュアル」「ヒーリング」という考え方も、

 

 

人類の進歩、文明のすべて、

 

私たちだけでなく、地球に生きる命あるものたち、物質も含めた、地球に存在するあらゆるものたちで創る歴史、地球のすべて。

 

 

 

その中で様々な時代に生まれて、生きて、子を生み出し、老いて死んで、

 

名のある人も名もなき人も、すべて生まれては去り、DNAの中にひそやかに「記録」として残りながら。

 

 

 

喜怒哀楽を感じて、ひとりひとりに唯一無二の個性があって、すべて一期一会のそこに生まれる、いろんな命のドラマ、

 

その輝きは、この未熟な幼児意識の私たちにしか生み出せないもので、

 

 

 

「転生したら記憶リセット」という地球ルールの中で、宇宙の、魂の真理に還っていく、という「ドラマ」は私たちにしか創れなくて、演じられなくて、

 

 

宇宙から地球が注目されているとか、価値があると言われるのは、だからかもしれない、

 

なんて考えた。

 

 

→すべては「愛」に行きつく、というこの世のしくみ。