サヨンセです。
5月27日に
そらにかえった
末期の膵臓がん
肺、肝臓にも転移ありだった
ダンナさま
かっちゃん 56歳
呼吸が止まる
5月27日の夜中に
病院から連絡が来ていて
気づいたのは
朝4時
ごめんね、かっちゃん
タクシーは
始発前で捕まらず
娘に頼んでアプリで呼んでもらって
病院へ
自宅からいつも40分くらいかかるのに
20分くらいでついたのかな
病院について
面会許可証を出して
病室へ
かっちゃんに
来たよー！
って声かけたら
気づいて
よかった
ホッとしたー
死ぬかと思ったよー
って話してくれた
カラダはベッドに固定されていて
咄嗟に
痙攣か何かを起こしたんだ
と察して
かっちゃんに聞いたら
えー
わかんないー
と
両手、腰が
しっかり固定されているけど
後で治った時に
こんな事もあったねと
笑いあいたいし
こんなところから
復活出来た！って喜びあいたいから
写真を撮りました
かっちゃん、こんな事になってたよー
って言ったら
えー？
俺、そんな事されてたのー？
って言って笑えると
信じてたから
そこから1時間後くらいの
朝6時頃
検温、採血が始まるから、と
一度病室を出る
その際
当直の先生から
かなり厳しいと告げられる
再び病室に戻るまで
SNSから繋がった仲間達から
パワーをもらったり
娘が必死にLINEで
励まし続けたりしてくれた
病室から離れたけど
かっちゃんにエネルギー届け！
と
ヒーリングしたりしながら
病室に戻れるまで過ごした
病室に戻った時
かっちゃんはなんか言っていたけど
呻いていたり
外から聞こえる音に反応したりしていて
話しかけられてるのかわからなくて
同じ事を何度も言わせて
そんなに聞き取りにくいの？
まぢかよー
って言っていた
それを聞いて笑っていたんだよ
そしたら
目がチカチカする！
チカチカする！
って言い出して
お腹の固定具を外して！
熱い！苦しい！
って言い出したから
ナースコールを何度も押した
何度も押して
早く来てほしくて
でも、時間が長く感じるほど
来てくれないのは
かっちゃんが
抗がん剤治療による副反応が出た場合
延命処置はいらない
と
書類にサインしたからだって
すぐ気がついた
到着した先生2人は
当直の先生で
看護師さん、3人くらい
廊下からモニターを見て
あぁ、そうか、
と
何か意思を合わせて
中に入ってきたように見えた
やっぱり延命処置をしないから
なんだな、って感じたから
2人で乗り越える！
って思って
呼吸が出来ないかっちゃんに
何度も名前を呼びながら
一緒に息しよう！
って
一緒に呼吸をしたんだけど
３回くらいできたあと
涙を流した
まだ戻ってくるかと
手をにぎりながら
名前を呼んで
胸をさすって
先生が最終診断を、と
言っても
まだ待ってください
って
諦めずにやったけど
体感的には10分くらい
やってたけど
モニターの波形が戻らなくて
10時9分に
診断されました
本当に一瞬だった
一瞬のすきで
かっちゃんはいってしまった
そのくらい限界まで
頑張ってくれてた
どのくらいだったか
わからないけど
病室にいた
今思い出そうとしても
泣いていたか
何していたか
わからない
しばらくして
病室を出されて
着替えさせてもらってる間
子ども達に連絡した
娘はすぐ
ママ大丈夫？
って
パパの事より心配してくれた
息子はバイト中だった
2人には
大丈夫だと信じてたから
それぞれの時間を
とってもらっていたけど
会わせてあげたらとも
同時に思って
申し訳なかった
病室に入っていいと許可が出て
病室にいると
主治医の先生が来て
最後の外来の日の
診断結果を聞いた
主因の膵臓の状態が悪く
肝臓の腫瘍も
抗がん剤で消えたのもあれば
新しく出来ているものもあり
抗がん剤が効いたかというと
はっきり効いたとは
言い切れない
最終入院の翌日
輸血、点滴の効果か
調子がいいと言っていたんだけど
その翌日は調子がよくなくて
夜中に不整脈が出て
危険な状態だったから
お呼びしました
前回退院後、嘘みたいに
お元気になられたから
びっくりして
もしかしてまた元気になって
生活出来るんぢゃないかと
希望をもったのに
と
話してくれました
先生、
まだ生き返れるから
戻ってきて、って言ってるんだけど
って言ったら
あの腫瘍があるから
今戻ってきたら
まだ辛いかも、と
そうだよね
酸素まわってないし
これ以上時間たったら
脳みそもダメージ出てたら
かわいそうだもんね
と
生き返る時は
嫌でも生き返る！
受け止めきれないけど
娘が到着したのは、その後で
3人で安置室に向かいました
それからしばらくして
バイト終わったまま
ダッシュで息子がかけつけてくれました
ハッピーになれるサイン
