映画『手紙と線路と小さな奇跡』 | さよならことば。映画と本とドラマ。

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映画ならなんでも。オールジャンル楽しんでます。マニアックめが多め。あとは、本もたまに紹介。ドラマもたまーに。
ちなみに音楽は、紹介はしませんが、パンク、ハードコアはじめ、なんでも好き。


今年、
151本目。

韓国映画。  

韓国はバイオレンスも抜群ですが、
こういうハートウォーミングな感じも、
やっぱりよいですね。

かなり好きです。

数学の才能をもった主人公。
彼のいる村に線路は通っているが、
駅がなく非常に不便かつ安全ではない状況。
そこで主人公は駅の実現のため、
さまざまなことをするのだが。


まず何より、
役者たちの演技と、
丁寧な演出がすばらしいです。

個人的には、
少女時代のユナが、
非常にかわいらしく、
『EXIT』もよかったですが、
今回も最高。
仕草がいちいちよいです。

また、
パク・ジョンミンと、
イ・ソンミンの、
安定した演技もすばらしいです。
すれ違う親子の微妙な心持ちが、
とてもよく伝わってきます。


そして、
妹役の、
イ・スギョン。

非常においしい役どころ。

中盤から、
ぐっと存在感を増し、
愛おしくなっていきます。

また、
物語には、
一つ仕掛けがあり、
中盤にそれが明らかになり、
駅づくりにまつわる思いがみえてきたとき、
たまらない気持ちに。

そのあたりが、
非常にうまいです。

大好きな映画になりました。

こういうのを、
韓国の映画館で観たいです。