今年、
151本目。
韓国映画。
韓国はバイオレンスも抜群ですが、
こういうハートウォーミングな感じも、
やっぱりよいですね。
かなり好きです。
数学の才能をもった主人公。
彼のいる村に線路は通っているが、
駅がなく非常に不便かつ安全ではない状況。
そこで主人公は駅の実現のため、
さまざまなことをするのだが。
まず何より、
役者たちの演技と、
丁寧な演出がすばらしいです。
個人的には、
少女時代のユナが、
非常にかわいらしく、
『EXIT』もよかったですが、
今回も最高。
仕草がいちいちよいです。
また、
パク・ジョンミンと、
イ・ソンミンの、
安定した演技もすばらしいです。
すれ違う親子の微妙な心持ちが、
とてもよく伝わってきます。
そして、
妹役の、
イ・スギョン。
非常においしい役どころ。
中盤から、
ぐっと存在感を増し、
愛おしくなっていきます。
また、
物語には、
一つ仕掛けがあり、
中盤にそれが明らかになり、
駅づくりにまつわる思いがみえてきたとき、
たまらない気持ちに。
そのあたりが、
非常にうまいです。
大好きな映画になりました。
こういうのを、
韓国の映画館で観たいです。