「原発なくす蔵(ぞう)☆全国原発関連情報☆」さん
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ここの地道なご活動には敬服している。今回はそこから拝借。
九州電力管内で「再エネの抑制は、2021年4月~2022年3月までの1年間の実施は61回にもおよんだ。九電は、これだけ再エネの出力抑制をくり返しながら、節電要請をホームページ冒頭に記載。
他の電力会社もそうだが、3.11福島事故から11年、電力需給の調整を再エネ中心にできなかった政策の失敗が、今回の節電要請である。背景説明なしの節電要請は、国民を馬鹿にしている。政府がポイントを付けるといった時は、必ずうさんくさい何かがある。
この文章の主眼は説明不足の節電要請なのだが、私は「ポイントの付与」のうさんくささに、さらに共感を覚えた。
ポイント…マイナンバーカードやワクチンが浮かぶが、ポイント制度そのものを廃止すべきと思う。
こやつのおかげで、市民がますます大事なことを考えなくなっている気がするのだ。
ある日、スーパーで近所の市議夫人にバッタリ。
「あなたもポイント3倍デーで来たの?」
膝の力が抜けそうになった。○倍デーは彼女にとって記憶すべき大事な日なのだ。と同時に、同じような人が少なくないことも知った。
制度がある以上、有効に利用しようと思うのが人の常だが、エネルギーがいかにももったいない。
企業には利益の還元を違う形でやってほしいと願う。
人間の時間やエネルギーには限りがあるのだから、何かに関心が行くと他の何かはどうしても削ぎ落とされるはずだ。
それが戦後の3S政策(Screen・Sex・Sport)で、まんまと成功したと思う。
再エネの出力抑制ではないけれど、私たちの限られた才(能)エネも無駄にすることはやめたい。
もっと大切と思えることに振り向けたい。
(8.11 若いころ、さんざんグリーンスタンプを集めていたO)