グサネーロスⅠ~羽化チェック作業 | Pura Vida !! ぷ~ら・びぃ~だ !! ‐ コスタリカ ‐

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中米コスタリカに棲む動植物たち

グアナカステ保全地域 (ACG)編10/23でも紹介した

グサネーロス(Gusaneros)

「グサノ(Gusano;イモムシ)を扱う人たち」の意味

彼らはACGに生息する蝶、蛾の特定、調査など

ジャンセン教授を始め

その他の研究者たちの手足となって働いている

Pura Vida !! ぷ~ら・びぃ~だ !! ‐ コスタリカ ‐-グサネーロス

要は

ACGエリア内のイモムシなどを採取し

成虫になるまで

1匹1匹をデータ管理し

研究、繁殖等に役立てる

とても大切な作業を委ねられている


グサネーロスが働いている場所は

エリアのあちこちにある

(ジャンセン教授だけでも6ヶ所あり)

なので

彼らは一か所にとどまらず

毎日場所をかえての作業となる


せっかくの機会なので

あまりお目にかかれない

彼らの作業というものを

体験とともに徐々に紹介していきます手


まず朝一番にやることビックリマーク

夜の間に羽化した虫をチェック

1匹1匹がナイロン袋やビンに入れられ

管理されているので

ひとつひとつを

羽化していないかチェックしていく

Pura Vida !! ぷ~ら・びぃ~だ !! ‐ コスタリカ ‐-グサノ

小屋の天井一杯に下がるナイロン袋アップ

このチェック作業は

イモムシ苦手な私でも

なんとかできるお手伝いってか?グッド

羽化した虫を見つけるのも楽しかったりする音譜


ちなみに

羽化した蝶などはそのまま冷凍庫へ

他ハエやハチなどは

その場で標本にするらしい


そして

ACGのシンボルマークの蛾ダウン

Pura Vida !! ぷ~ら・びぃ~だ !! ‐ コスタリカ ‐-ACG

メキシコから南米パラグアイまでに棲息する

ヤママユガ科

ロスチャイルドヤママユ属

コスタリカでも90~100種あるうちの一種である

Rothschildia erycena

数が少ないので繁殖させるそう


ここでひらめき電球

なぜにここに? 編7/13で紹介した蛾ダウン

Pura Vida !! ぷ~ら・びぃ~だ !! ‐ コスタリカ ‐-蛾

シンボルマークの蛾って

この蛾に似ている音譜

ということは

この蛾って

ロスチャイルドヤママユ属の一種だった?

それならナゾが解けるぞークラッカー


まぁこれは置いといて…


これらの羽化した虫

死んでしまった幼虫

使い終わったビニール袋

ジャンセン教授がチェックするまで

捨てることがないとのこと手


グサネーロスⅠ~Ⅳまで

シリーズ化しますので

よろしくですってか?ラブラブ