昨日のNHK『ダーウィンが来た!』をたまたま見たら
『珍虫ツノゼミ百変化!』で
コスタリカの森が舞台でした
そして
「これだ」
とひとつ名前が解決したので早速UP
モンテベルデのサン・ルイスの森で
友人ガイドが見つけたのは
わかるかな?
緑色のツノゼミの一種
世界に3200種あると言われるツノゼミ
1mm~20mm程度の大きさしかないけど
セミみたいな体をしているらしい
そして
前胸背部が発達して
ツノみたいな突起があるので
ツノゼミ
英名:Treehopper
百変化というのは
ツノゼミによって
前胸背部を変化させ
いろいろなモノマネをしているため
たとえば
バラのトゲだったり
枯れた茎や葉だったり
葉脈だったり
虫の糞だったり
なんと
茎にさがる水のしずくまでもマネしている
また
攻撃態勢のアリのマネ
獰猛なハチのマネ…
どうやって
色も形も前胸背部を変化させていったのか
不思議不思議不思議~
そして
ツノゼミで忘れてならないのが
アリとの共生関係
幼虫が樹液を吸って
お尻から甘い液を排泄
この甘い液がアリの食糧となる
食糧をもらうかわりに
アリは幼虫たちを
他の虫たちから守ってくれる
アリってつくづく知能が高い生物だと感心する
(共に生きる… 編2/2)
写真のツノゼミって
何のマネしているのか未解明…
緑色の部分は
すべて前胸背部が変化したもの
耳みたいなツノが出ている
正面から見ると宇宙人みたいらしい
中はちゃんとセミみたいな体をしている…はず
茶色いのはお子ちゃまたち
お尻をピンと立てて
アリが食事しやすいようになっている
このあと
このまま羽化して緑色した成虫となる
アブラムシなんかと違い
人にとって害のない虫ゆえ
はっきり言って
目にとまらない
とゆーか
気付かない存在だけど
知れば知るほど
惹かれてしまうかも
他に面白くてかわいらしい
ツノゼミの様子が見られたので
興味あらば
再放送をどうぞ
11月1日(31日深夜)午前3時30分~4時00分
ビデオ撮って見るしかない時間帯だけど…