【ゆめつぼ誕生話】「一戸建てに一人暮らし」に続いて
料理教室を始めた頃の話です。
1年半前まで、京都で仕事をし、一人暮らしをしていました。
肩書きは、管理栄養士、国家公務員
いまからみても待遇・年収は、恵まれていたと思います。
周囲の人からも恵まれているように見られていましたが
自分のしたいことに時間を使うため、非正規の仕事に変わりました。
まずは「子どもに食育をしよう」と考え
そのための資格を取るために、働きながら大学に2年通いました。
肩書きは、管理栄養士、非正規雇用者、学生
年収は、軽く半分になりましたが、
「子ども向けの料理教室を開こう」という決断し、
さらに一戸建てに引っ越しました。
おかげで家賃が、1.5倍になりました( ̄_ ̄ i)
しかも、公務員のときは、家賃補助をもらっていましたが
非正規雇用者には家賃補助はありません・・・。
一戸建ては光熱費もかかるため、収入があっという間になくなり、家計は厳しかったです。
多くの人は社会人を10年もすると、少し余裕が出て
金銭感覚も学生の頃とは変わってくるかと思われます。
しかし、この時の私は、学生以下の生活だったかもしれません。
とはいうものの職業柄
食費と料理教室にかかる費用を節約するわけにはいかないので
娯楽費、服飾費を切り詰め、いままでの貯金を切り崩しながら過ごす日々でした。
何もしらない人は
「一戸建てに一人暮らしをして裕福なんかな!?」
と勘違いしているようでしたが、
実際はこのように少々貧乏(いわゆる相対的貧困)でしたσ(^_^;)
それでも目標があったので、乗り越えることができたのだと思います。
今では、話のネタになりますが、当時は誰にも言えませんでした(+_+)
悲しい話ばかりも何なので・・・
料理教室を始めて、朝から晩まで、平日も土日も仕事ばかりの毎日でしたが
たまたま出会った人と意気投合し、
お付き合いをすることになりました☆
(それまでは両親も期待しないくらい生涯独身の道をひた走っていました。)
仕事ばかりしている私でしたが、
そんな私の夢を理解してくれ、遊びに行くのをセーブし、
仕事を手伝ってくれる人で、結婚することになりました(‐^▽^‐)
(手料理には、手を抜かなかったおかげかな!?)
いまでは、1人だと負担が大きかった一戸建てに、2人で暮らし、
家賃も払ってもらっています♪ めでたし、めでたし。
引っ越した頃には、全く予想していなかった結末です。
いろいろと頑張っていれば、いいこともあるんだと思いました!
このようにいろいろな事がありましたが、
応援してくださった方々に感謝しつつ
来年は夢に向かって、さらなる飛躍の年にしたいと思いますので
どうぞよろしくお願いします(〃^▽^〃)
こどもだけの料理教室ゆめつぼ 大坪さやか