朝早くからお墓参りに行ってきた。
掃除が終わり飲み物と食べ物をお供えしてお線香もあげて我が家用の掃除道具を後ろ側に片していたら、お隣からカタカタカタと音がするので目を向けると、なんとお隣さんのお墓の卒塔婆がカタカタカタっと動いている。
風?と思ったが強い風など吹いていない。それに10個くらいあるお隣さんの卒塔婆のうち2個だけが揺れていた。
揺れたというか、2つがぶつかり合ってカタカタカタと私の目の前で小刻みに音をたてているのだ。
今まで強い風が吹くと卒塔婆がカタっと傾くのは見たことがあるが、素早くカタカタカタと叩き合うような動きは勿論初めて。
風も吹いていないのに目の前で卒塔婆がカタカタカタっと動いているのでまるで怪奇現象。。
存在を知らせているのかな。
直感でそう思った。でもびっくりしたなあ。
お隣さんの墓石を見ると、今年の1月1日に89歳の施主の男性が亡くなっている。その人なのかな。周りの雑草とかもいつも抜いているからありがとうって言ってたのかしら。
何となくお線香だけあげておいた。
母方の叔父も少し霊感があり、お墓参りの帰りによく怪我をしていたらしい。
お墓参りのあとに怪我をするのは霊が着いてきて怪我に遭いやすいと地元では言われていた。
叔父は情に脆いから仏さん達が憑いてしまうんじゃないかと親族達もよく言っていたそうだ。
そういえば宜保さんも三が日にお墓参りすると不成仏霊に憑かれて事故とかに逢いやすいと言っていたな。
私も霊媒体質だし着いてこられたら困るから、途中で塩を買って身体にふっておいた。
写真は近所の農家兼花屋さん。
芍薬の種類が25種類くらいあって普段店頭で見ないような色合い。
お仏壇に飾るとあの世で故人の足元に咲くというので沢山咲いてくれたらいいな。