2016年、驚愕した本!「ブラック・ドッグ」 | ~さぁやの一人読書会へようこそ~

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~アラサー女子によるかたよった趣味の読書日記~

今年ももうすぐ終わりですね~。

色々ありました。

 

太ったり、顔がたるんだり、太ったり…。足も太くなって…。

でも私、今年大殺界らしいからしょうがないよね…。そりゃ食べるよ…。

 

大殺界はおとなしくしているに限るのではないか、と考え、2016年は読書に邁進しておりました。2016年、まだ読書するつもりでありますが、とりあえず驚愕した本は「ブラック・ドッグ」

 

 

犬や猫の保護活動をして殺処分を減らしたい、と考える一方で、豚や鳥、羊は食肉として食べちゃう、動物に対してグレーゾーンがあるのはしょうがないことだと考えていましたが、「しょうがないこと」って何なのかな?と考えるきっかけになる内容でした。

 

ペットショップも、犬や猫が大きくなると売れないからあまりご飯をやらないようにするとか、欠点(でべそや、かみ合わせが悪いなど)があると安くなるとか言われていますよね。

 

この本を読まなければ、気にも留めなかったことがたくさんあることに気が付きます。でもきっと、知っておかなくてはいけないことなのかもしれません。

 

 

動物に対する差別意識、と同時に人間は同種族同士でも差別を日常的に行っている、そのことへの警告。

 

…と書くと、重くてすごくつまんなそうなんですが、映画を観ているような描写でぐんぐんと読ませられてしまいます。スピード感があるんだけど、細部まで描かれているのでぐいっと惹きこまれます。登場人物の一人に感情移入、というよりは、登場人物になったつもりで読むことができます。

 

辞書並みの分厚さで最初は「えっ」と思いましたが、あっという間に読了してしまいました。

 

ゴジラ…とちょっと通じるところがあるかもしれませんね。

 

なんか今、読書週間らしいので、ハロウィンの仮装をしながら読書してみよっかな!カオナシの仮装とか。

 

 

この仮装、前見えるかな?

 

 


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