ずいぶん前に本を紹介しました
。『すべてのひとに石がひつよう
』 という絵本。
それ用というわけでもないのですが、握っていると勇気が出るような、会社や学校の机の上にそっと出して眺められるようなそんな石に適したものを探していて、まずは曹灰長石(ラブラドライト)のタンブルをたくさん入荷しました。
次に水晶や天青石の単結晶かなと思っていたところ、偶然、川流れ水晶に出会いました。業者さんのほうにもあまり在庫がなく、とりあえず4つだけ入荷しました。
なんだか和菓子みたいですが。
これはブラジルの川で採集された水晶です。長い川を上流からコロコロと流れてくる間に、角が取れ、表面がこすれて曇り硝子のようになります。
リバークォーツという名称で呼ばれていますが、つまりは川流れ水晶。
裏側が一部分カットされています。
ブラジルで採れる川流れ水晶はほとんどがこんな風にカットされています。
透明な内部の状態がわかるし、机の上に置いた時にも安定します。
光に翳すと、部分的に明るいところがあって、その明りが曇り硝子のような表面から漏れると、特別な卵のようにも見えます。