切手の好み | 天氣後報

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世界各国にはいろいろな切手が在ります。国によって印刷やモチーフなどに個性があり、個人的にきれいな印刷のものより、ざらっとした紙に少ない色で印刷されたものが好きです。


「ざらっとした紙に少ない色で印刷されたもの」の代表はチェコの切手で、なんとなくチープで素朴な風合いが雑貨使用には人気があるみたいです。


天氣後報-きらら舎切手


マニアックなところで好きなのは、ロシア。

枠が過度にデコレイトされていて、その飾り罫やそこに配置された錨や星のモチーフが「ツボ」なのです。

フルカラー印刷ですが、どことなくノスタルジックな色合いも素敵です。

また、使用済みの消印に入った模様もいかしてます。


天氣後報-きらら舎切手


それから、「飾り罫が好き」というベクトルで紋章も大好きで、紋章切手で素敵なのはデンマークです。


天氣後報-きらら舎切手


紋章と北欧切手のチープ感が生かされているのがバルティック諸国。

バルト海沿岸のリトアニア、エストニア、ラトビアの切手ですが、1色刷りなのに、地模様があったり濃淡の使い分けが実に参考になります。


天氣後報-きらら舎切手

古物商なのに、切手の価値は全くわからず、もっぱら雑貨使用として気軽に使える金額で、デザインが気に入ったものばかりなので、真の切手蒐集家ではありません。


整理しきれずに箱にごっちゃり入っているものを分類している時は、シールを集めていた小学生の頃と同じ気持ちになっているような気がします。