
こんな豆腐を見つけました。
豆腐の価格としては高いので、普通のパッケージだったら選んでいなかったのですが、あまりのインパンクトに思わずカートへ!
その後、肉や野菜やマスタードやケチャップやらとカートの中で同居しても、やはり「ジョニー」は一つだけ異彩を放っていました。
レジのお姉さんは、すでに慣れてしまっているのか、表情を全く変えずに「ジョニー」にバーコードリーダーをあてていましたが、一番最初は、きっと笑いをこらえるのに必死だったにちがいない、、、と密かに思いました。
そもそも、これは「ジョニー」なのです。そこがヘンなのです。
豆腐屋ジョニーということは、ジョニーは豆腐屋であって、これを作った人物と推理できます。
ならば、この豆腐はジョニーが作った豆腐であるはずなのに、なぜ「ジョニーのつくった豆腐」と書かずに「ジョニー」と書いたのか。筆箱に書かれた名前のようなものなのか。それにしては主張しすぎているし、そもそも、なぜ、ジョニーは風に吹かれているのか、それをここまでして世間に知らしめる理由があったのか。
……豆腐1つで、晩酌タイムにはくだらない議論が炸裂しました。
味的にも普通の豆腐とはちょっと違っています。
スプーンでお召し上がりくださいと書かれているのですが、それほど滑らかで柔らかです。そして濃厚。冷や奴のつもりで器に入れると、ちょっと多いかもしれません。懐石風にちょっとだけ盛りつけるとふぐの白子のような贅沢な味わいを堪能できます。
今後、「ジョニー」はお客様を招いた酒の宴の時には強力な助っ人になること間違いナシです。
よろしく!ジョニー………