イエナガ 町田効果 | 狭山与太郎のどですかでん

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真実のあくなき追究。
全てのマインドコントロールから日本の皆さんを目覚めさせ、解放します

毎週土曜日の夜NHK総合で「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」という番組を放送しています。

漫画家イエナガの複雑社会を超定義 - NHK

毎回、漫画家イエナガ役の町田啓太が最近話題のテーマをネタにした漫画の原稿を持ち込んで編集者にプレゼンテーションするという内容なんですが、この町田君の活舌の良い流暢で早口のマシンガントークが話題を呼んでいます。

まるでビデオの早回しを見ているような話っぷりには毎回感心するばかりです。

途中途切れることも間違うことも、つっかかることもなくその滑らかなしゃべり口には舌を巻きます。

最近の若い人たちは映画を早送りで見るのが一般化しているとのことですが、早送りのような不自然さは全く無く、まさに立て板に水が流れるがごとく喋りまくるのであります。

どこかの国のお偉いさんたちのように台本棒読みしているわけではなく、ビデオ撮り前日に練習し予め台詞をほぼ暗記しているとのことです。

随分頭もよさそうだし、ストイックなまでに自己抑制した生活を送っているみたいです。

逆に、ただ台本を読んでいたのではあのように早口でしゃべることはできないのではないでしょうか。

 

この番組を毎週見ていると町田君のトークが次第に当たり前のように感じられて、ニュースのアナウンスですらまどろっこしく感じられ早送りしたくなってきます。(実際早送りで見てますけど)

特に報道番組などで専門家とかコメンテーターとかが登場し意見を述べたり解説をしたりするときなど、ちょっとでもつっかかったり言葉に詰まったり間が空くとイライラしてくるのであります。

特に政治屋さんたちの国会でのやり取りやヨタレ岸田の記者会見などは内容もさることながらただ台本を読んでいるだけなのにまるでヨコ板に餅を引っ付けたみたいでとても聞くに堪えません。何とかならないものでしょうか。

特に何か追及されたり思わぬ質問をされたりした時など しどろもどろになってとても見苦しい。

饒舌になるのは予め用意した定型の言い訳をしたり嘘をつくときだけというのも困ったものです。

町田君の場合はインタビューでも即座に流暢に適切な答えを返すというのもなかなかで

自民党のセンセー達もぜひ見習ってもらいたい。

 

 

全く話が飛んでしまいますが、私はニュースなどの報道番組や対談などはビデオ撮りして食事の用意や後片付けなどのときに1.5倍速で再生して音だけ聞いています。

最近映画などを早送りで見る人が増えているそうですが、そんな事までして映画を見るくらいならむしろ見ない方がいいですね。台無しです。

ストーリーだけを追うのならネットのネタバレ記事を読めば十分。

時間節約しているようで実際は時間の無駄です。

最近はポップスなど前奏を飛ばして聞く人が多くなり、曲自体も前奏が無いか短いものが主流だとか誰かが言ってました。

これは皆さん忙しくて余裕がなくなったというより多分にカラオケの影響もあるのではないでしょうか。

クラッシック音楽ではそういうわけにはいきませんね。

但し、昔からベートーベンやショパンやシューベルトの曲などで楽譜には反復支持が書かれているのに演奏者によって省略したりしています。

 

もう一つついでに

アベ・シンゾーは2019年4月に行われた明仁天皇の「退位礼正殿の儀」で原稿にある「已」という字が読めなくて苦し紛れに「願ってやみません」と言うところを「願っていません」とまるで逆の意味を言ってしまうという歴史的な大失言をしてしまいました。

世が世ならば不敬罪でむち打ち100回の末斬首のうえ六条河原に晒首です。

「已む」読めなかった? 安倍首相が歴史的儀式で驚きの大失言 -

これも歴史的な行事にも拘らず下読みをしていなかったからと言われています。

 

同じく2021年の8月には後を継いだスカ菅首相は広島の平和記念式典であいさつ文を1ページ読み飛ばして後に指摘されるまで全く気が付きませんでした。

批判されると、「原稿に糊が付いていてめくれなかった」なんて言い訳にもならない言い訳をしていましたがこれもまた嘘であったことが発覚しています。

「のり付着の痕跡ない」 8・6式典首相あいさつ読み飛ばし 原本確認の市民ら指摘 

まさに「恥の上塗り」としか言いようがありません。

 

最近の政治家連中の緊張感の欠如、質の低下は底が抜けたみたいで、町田君を少しでも見習ってもらいたいものです。

 

因みに、前記のgooブログには

1899年5月24日の読売新聞社説の原稿には「全知全能と称される露国皇帝」とあったのが、「無知無能と称される露国皇帝」と誤植された。主筆が毛筆で右肩上がりの崩し字を書いたため「全」が「無」に見え、活字を拾う工員が間違えたのだ。

「天皇陛下」を「階下」と誤植して出版禁止の行政罰をうけた出版社もあった。

新聞社は「天皇陛下」の4字を一つにした活字を作るなどして過失の防止に努めた。

なあんて笑えない笑い話も載ってます。

昔から新聞社にすら何も考えずに単なる作業だけに徹していた人が少なからずいたということなのでしょう。