今や個人でも情報を手軽に発信できる時代となり国内外問わず巷には様々な情報が溢れ返り、それに連れて嘘、即ち膨大なフェイク情報も一緒に流され何が真実で何が嘘なのか判断もつきにくい状況となっています。
そういう時代だからこそこの膨大な情報の中から何が真実かを見極める力がますます必要とされています。
特に政府や大手マスゴミが発信する情報には騙されやすいので注意が必要です。
コロナ禍を例にとれば、ワクチンを打てば免疫ができて罹患しないとか、罹っても重症化しないとか厚労省は散々喧伝してきましたが、8割の国民が接種したにもかかわらず集団免疫は結局構築できませんでした。
当時盛んにワクチン接種を推奨していたセンセー達も結果の総括を述べることもなくみんな姿を消してしまいました。
一体何が本当で何が嘘だったのか結局分からずじまいで、今後の教訓として生かすこともできません。
更に、現在世界的に関心を呼んでいるパレスチナとウクライナに関してはもう馬鹿々々しいほどの嘘が当たり前のように発信され、ニューヨークタイムスやワシントンポスト、WSJ,BBC、AFP、CNN、ABCなど完全に政府のプロパガンダ広報機関と化しておりどこまでがプロパガンダでどこまでが真実なのか全く判断がつかないような状況となっています。
例えばノルドストリームを爆破したのは未だにどこの誰が犯人なのかはっきりしません。
カタールのアル・ジャジーラが世界的な言語学者で政治批評家でもあるノーム・チョムスキーの「 The 5 Filters of the Mass Media Machine」をアニメ動画にしたものをYouTubeにアップし現代におけるマスメディアの役割を解説しています。
英語では…という人のために
画面右下「設定」から「字幕」を選択し、「オフ」からどこかの言語を設定した後「自動翻訳」を選択すると下から2番目に選択肢として日本語が表示されます。
但し、非常に字数が多くて読み切れませんので同じ設定から「再生速度」を選択し、0.75倍か0.5倍速にした方がよろしいかと・・・
なかなか神髄を衝いた内容ではありますが、これを作成したAl Jazeera自体もマスメディアの一角を成しているという不条理さ。
最近まで知らなかったのですが日本ファクトチェックセンターという非営利団体の組織が運営しているサイトがあります。
日本ファクトチェックセンター(JFC) - 日本ファクトチェックセンター (JFC) (factcheckcenter.jp)
JFCはヤフーやネット関連企業などで作る一般社団法人セーファーインターネット協会(SIA)が、2022年10月1日に設立したインターネット上の誤情報・偽情報の対策を行なう非営利の機関とのことです。
ざっと目を通しただけで実に多くのフェイク情報が流されていることを改めて感じますが、実際にはこの何十倍何百倍ものフェイク情報が飛び交っているのでしょう。
それをいちいち検証するのも大変な作業と思われます。
フェイクかどうかを判断することも現場にいなければわからないことも多々あり、多くの裏付けを調査し公正かつ偏見のないように客観的に判断することは容易ではありません。
イーロン・マスクがツイッターを買収してまず手を付けたことはファクトチェックをしていた数千人の従業員を解雇することでした。
それくらいファクトチェックは手間もお金もかかり、しかもどういう判断をしても苦情の対象になってしまうという厄介さがあるわけです。
ワクチンに対してのネガティブ情報に関するチェック記事も多数見受けられますが結局マクロ的にどうだったのかという検証はされていません。
専門家の意見も分かれているようなあまりにも高度な話になると迂闊に判定もできないのではないでしょうか。
又、イスラエルが発信する数々のフェイク情報についてのチェックもされていません。
ウクライナに関しても同様ですが、国内の怪しげな情報などの検証とは違って国際的なプロバガンダ合戦に対しては限界もありそうです。
例えば先日のウクライナ兵が今まで3万人死亡したというゼレンスキーの発言も世界中があまりにも少ないと感じてもそれを検証することはできません。