最近著名人の訃報がやたら多いと思いませんか？
中には天寿を全うした人もいれば若くして亡くなった人もいます。
先日吉川晃司が徹子の部屋で「最近志半ばの人がどんどん亡くなっている」という話をしていましたが実感がこもっていました。
身の周りでも実に多くの方が亡くなっています。
最近は斎場で荼毘に付されるまで1週間2週間待ちは当たり前のようになっています。
コロナ禍以来、少人数の家族葬が一般的になりましたので近所で喪服姿を見かけることは少なくなりました。
昨年2023年の死亡者数は157万4,865人でした。
2020年から死亡者数が急激に増えていることに注目ください。
これは65歳以上の老人の死亡者が急激に増加していることによるものです。
昨年は 大きな災害もなかったのに21万人という驚異的な超過死亡者数を記録しています。
これは日本だけの現象ではないようで世界で約1700万人ほどの超過死亡が発生しています。。
コロナによる死亡者数の増加だという人もいますが、実際のコロナによる死亡者はそれほど多くは無く、コロナが沈静化した現在でも超過死亡数は高止まりしたままとなっています。
この理由として2021年から実施したコロナワクチンとの因果関係が疑われていますが政府厚労省は一貫して否定しています。
しかし、超過死亡が多い理由については一切説明がありません。
結果的にワクチンは「死期を早める」効果があるということなのでしょうか。知らんけど。
要するに「死ぬほど効く薬」だったということなのでしょう。
一方、死亡数に対し、2022年の出生数はわずか79万9,728人、昨年2023年の出生数はさらに減少し、75万8,631人で4万人以上減少し8年連続の減少となっています。
因みに、この出生数には日本にいる外国人や海外在住の日本人も含まれています。
これらを差し引くと更に少ないということです。
団塊の世代が生まれた1949年当時は毎年260万人もの赤ちゃんが誕生していました。
昨年、日本では出生数の 2倍にあたる死者を出したことになります。
要するに日本の人口がどんどん減少しているということですが、この減少は政府の推計よりも12年も早まっています。
米実業家のイーロン・マスク氏は先日2月29日夜、「もし何も変わらなければ、日本は消滅するだろう」とX（旧Twitte）に投稿しています。
イーロン・マスク氏「日本は消えてなくなる」X投稿再び--過去最低の出生数を受け（CNET Japan） - Yahoo!ニュース
このまま少子化が進めば、西暦2821年即ち今から800年後には日本の15歳未満の子供は一人になるだろうと東北大高齢経済社会研究センターが公表しています。
日本の子供が一人になるとき | 狭山与太郎のどですかでん (ameblo.jp)
又、今後の出生数を占う婚姻数はどうかというと、48万9281組と2022年比で5.9%も減少しています。
ロート製薬は１日、妊活に対する意識調査「妊活白書」２０２３年度版を公表しています。
これによれば １８～２９歳の未婚男女４００人のうち「将来、子どもをほしくない」と回答した割合は５５・２％に上りました。
初回の２０年度調査では子どもがほしくないと回答した男女の割合は４４・０％でしたが、ここ３年で１１ポイント超も上昇しています。
現在東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の人口を合計すると3600万人になります。
大阪府と兵庫県合計で1400万人。
ということは大都市圏に住む人口は約5000万人となり日本の人口の約半分が東京近郊と大阪の周りに集まっていることになります。
その一方で当然ながら地方の過疎化は進む一方です。
福島や能登のように地方が一度災害に遭うと復旧もままならず過疎化が急激に進むことになります。
韓国は世界一の少子化に直面しています。
中国とて例外ではありません。
それぞれお国の事情が違うとはいえ、少子化が進む背景には共通するものがありそうです。