今年も恒例のアカデミー賞受賞式が先日行われました。
アカデミー賞【2023年】結果・解説~エブエブが史上初の主要6冠 (eigaz.net)。
作品賞は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」。
最近の洋画の題名は原題をそのままカタカナにしたものが主流になっていますが何とかならんものでしょうか。
「エブエブ」じゃああまりにも芸が無さすぎ。
ところで1952年に公開された黒澤明監督の「生きる」をリメイクした英国映画が現在話題になっており、この映画の脚本を書いたカズオ・イシグロがアカデミー脚色賞にノミネートされていることをNHKの「国際報道2023」が先日結構詳しく紹介していました。
国際報道2023 クロサワ監督×イシグロ氏『生きる』に込めた思い - NHKプラス
残念ながら受章は逃しましたが、この映画の一部を紹介した映像でバックにチラっと流れている音楽がシベリウスの幻想曲 作品5-5という曲。
この動画の13分25秒あたりから20秒ほどです。
映像にマッチして非常に効果的な感じを受けましたが、実際にこの映画でサウンドトラックとして使用されているのかどうかはわかりません。
もし、この番組のスタッフが独自にかぶせた音楽であればなかなかだなと思いました。
因みに、この映画は3月31日から封切り上映されるそうですがこの映画のホームページの予告編にこの音楽はかかっていません。
映画『生きる-LIVING』公式サイト (ikiru-living-movie.jp)
というわけでこのシベリウスのピアノ曲。
知る人ぞ知るという曲ではありますが私の大好きな曲のひとつであります。