ウクライナ侵攻は第二のアフガン? | 狭山与太郎のどですかでん

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一体コロナはどこへ行ってしまったんでしょうか?

ニュースは朝から晩までウクライナのことばかり。

まるでコロナが消滅してしまったかのようです。

 

ソ連邦が崩壊した主な原因はアフガン侵攻による戦費拡大によってソ連経済が破綻したこととチェルノブイリの原発事故と言われています。

Putinロシアは同じ失敗を又繰り返すのでしょうか?

先月末からマスゴミはロシア軍のウクライナ国境付近での演習とそれに続くウクライナへの侵攻のニュース一色になってしまいました。

世界中の政治家や専門家たちはまさかロシア軍が軍事演習からそのままウクライナに侵攻するとは考えていなかったのではないでしょうか。

百歩譲って侵攻するとしてもウクライナ東部のドンバス地方だけでウクライナ全土に侵攻するとはウクライナのゼレンスキー大統領ですら予想していなかったのではないかと思われます。

事前にロシア議会がドンバス2州の独立を承認したというのは結果的にネコ騙しだったということになります。

19万の軍隊と言えば多そうですが、ウクライナ全土を制圧するにはコマ不足です。

因みに、ナチスドイツ軍がソ連に侵攻した時には380万人の兵力、ノルイマンディー上陸作戦はのべ133万人、沖縄上陸作戦でも初日だけで18万もの兵力が投入されています。

果たしてPutinは広大なウクライナ全土を制圧して傀儡政権をつくることができるのでしょうか。

今夜の報道1930で森本元防衛大臣はロシア軍はキエフを包囲して兵糧攻めにするつもりなのではないかと分析していました。

 

本格的なロシアに対する経済制裁が始まって欧州各国からの軍事援助も活発化してきましたが、軍隊そのものを派遣する動きはありません。

とにかく入ってくる情報は殆ど全てが欧米側からの情報なのでそのまま受け入れることはできないにしてもロシア側からもフェイクニュースが流れて来るので真相はわかりません。

ただあっという間にケリがつくであろうという予想に反してウクライナ軍が善戦しロシア軍が苦戦しているというニュースが流れています。

しかしこれもどこまで本当かかはわかりません。

ウクライナは制空権を奪われていますからまともな闘いはできていないのではないでしょうか。

 

「国際銀行間通信協会(SWIFT)」からロシアの銀行が排除され、ルーブルは急落し、ノルドストリーム2は棚上げされ、ロシアは世界の経済システムから完全に孤立したような形になってしまいましたがPutinは当然これらのことは最初から織り込み済みなのでしょう。

しかし、戦闘が長引けば長引くほどPutinにとっては不利な状況に陥ることは明らかです。

Putinにとっては世界中から非難されることよりもロシア国内でプーチン批判が高まることの方が問題です。

実際ロシア国内でPutin批判ウクライナ支援のデモや集会が巻き起こっていますが決して欧米のひも付きには見えません。

 

Putinを知る多くの人たちから、Putinは何かおかしい、気が狂ったのではないかと言われる始末ですが、これが長引いてPutinの思惑通りにコトが進まないと、ひょっとしてPutinが失脚するなんてことも無いとは限りません。

ただし、プーチンの後に続く人材が今のところ見当たらないというのもPutin独裁体制を許す要因となっています。

 

今回の侵攻によってバルト海3国やポーランドやチェコ、ハンガリーなど旧ソ連に苦しめられた国々はますますNATOの下での結束を強めるというロシアにとっては皮肉な結果となっています。

これらの国々にとってはロシアを侵略するというよりむしろロシアが怖くてしょうがないのです。

 

たとえウクライナが屈服してロシアの要求が通ったとしても、ロシアの世界における信頼はがた落ちです。

Putinが健在である限り経済も停滞したままで元の状態に戻すことはできそうにありません。

Putinにとってはウクライナをロシアの勢力圏に止めることが絶対条件であったとしても軍事力を行使する前にもっと別な方法があったのではないでしょうか?

ウクライナ なぜロシアは侵攻したのか: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

結局Putinのウクライナ侵攻は米国による数多くの蛮行を忘れさせ、米国が利するだけの結果に終わってしまうのではないでしょうか。