第三次世界大戦はすでに始まっているようです | 狭山与太郎のどですかでん

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真実のあくなき追究。
全てのマインドコントロールから日本の皆さんを目覚めさせ、解放します

遂にサウジアラビアとイランが国交を断絶しました。
それに続いて湾岸諸国などスンニー派アラブ諸国が同様な動きをしています。
昨夜のプライムニュースでは佐藤優が新しい形の第三次世界大戦が始まったのではないかとの指摘をしています。
今までの世界戦争は国家間の紛争であったが現在は国家という枠組みを超えた、宗教、宗派、民族間の戦争となって一つの村一つの町単位での争いが繰り広げられるとも言っています。

ですから、今後はロシアや中国などの多民族国家、ヨーロッパ各国の移民や人種間の紛争に発展し世界的規模で拡大する可能性が考えられます。

中東地域は不安定と言いながらも長らくその地域ごとにサダム・フセインやカダフィやアサドなどの独裁者がいて表面的には安定を保ってきたわけです。
所謂欧米が言うところの独裁者たちは、国内の宗教や宗派民族間の対立をうまく調整し抑え込むことによって秩序を保ってきたのですが、「アラブの春」によってこの秩序が壊れてしまいました。
一昔前のチトー大統領亡き後のユーゴスラビアと全く同じようなカオス状態となってしまったわけです。

欧米の言うことを聞かない独裁者の圧政から市民を解放し、民主化するというインチキスローガンを掲げて独裁者を倒した結果はどうなったでしょうか?
イラクもリビアも今やもう国家としての体を成していません。
シリアはアサドが頑張っていますが既に国家としては破綻しています。
同じようなことはウクライナでも起きています。

すべての責任はこのパンドラの箱を開けたアメリカにあると言ってもいいのでしょうが、昨夜のゲスト佐藤優も山内昌之もさすがにこのことについて全く言及しませんでした。
勿論ISイスラム国とアメリカの関係についても触れません。
彼らは利口ですからTPOを十分に弁えているのでしょう。
ただ、佐藤優は、遠回しに椅子らえるの関与を匂わす話をちょっとだけしています。

サウジアラビアのサウド家はイスラム教ワッハーブ派と言われていますが椅子らえると非常に仲がいいのです。
おそらく今回の処刑もサウジアラビア単独の判断で行ったとは思えません。
アメリカか椅子らえるの指示で行ったのでしょう。
そうではないとしても少なくとも事前の許可は得ている筈です。
このような事態になることは当然予想されたことで誰かが書いた筋書きに沿って動いているだけです。

イスラム教の国々がこのように仲たがいをして一番喜ぶのは誰でしょうか?
恐らくイスラムの国同士を戦わせ、漁夫の利を得ようと考えている連中が裏で画策しているに違いありません。
そう考えるとイラク戦争もアラブの春もシリア内乱もISイスラム国の台頭も今回の事態も全てがすっきりしてくることでしょう。