ケアンズで体験したパーマカルチャー。現代に必要になっていくだろう生きていく知恵

こんにちは！さぁやです。

ちょっと前の事になりますが

今日はケアンズで体験したパーマカルチャーについて

書きたいと思います。

ちょっと長くなると思いますが

私はこういう知恵のある暮らしが

これからの時代に必要になっていくと

強く感じています。

是非読んで頂けたら嬉しいです♪

私のお友達は一人で！

オーガニックファームを経営しています。

彼の名前はアンドリュー。

まだまだ若い30歳。

アンドリューの家に

初めて遊びに行かせてもらったのですが

想像以上に感動がいっぱいでした。

まず、一人で経営しているファームの規模。

種類も広さも規模が多すぎて

一人で管理するには莫大な量だと思います。

しかし彼は植物の事を理解しようと

常に研究し、学び、愛情をかけて

自然な方法で育てています。

そしてアンドリューの

家の作りと仕組みにも感動

彼は公共の電気やガス、水道のシステムを

使用しておりません。

自家発電、ガスは最低限のボトル

飲み水も貯水タンクと浄水を作り出し

更に下水も再利用出来るコンポストの仕組みを

利用しています。

トイレは流して終わり

というイメージですが

そもそもその下水処理のは莫大なエネルギーが

使用されているんですよね。

動物の糞もそうですが

かつて昔の人が利用していたように

物質循環をアンドリューは理解しています。

こうやって読んでると

とても大変で不便で汚い生活と

想像するかもしれませんが

全くそんなことはなく

アンドリューのお家は

とても清潔でシンプルで

まるで自然と調和する

リトリート施設のようでした。

クッキングを楽しめる広いキッチン。

こんなランプなども自分で作り

全てがおしゃれ！

使うお水も綺麗だし

それに自然に囲まれた寝室は

眠る時美しい鳥の声や雨音で

ヒーリングされているのを感じました。

こちらのピアノはなんと

粗大ゴミから頂いたものらしく

朝の時間はアンドリューが

ピアノを弾いてくれました。

ピアノの音大好き

そしてファームを案内して頂きながら

見たことのない果物を

沢山試食させて頂きました。

全部が感動の連続

肥料ももちろん自然な方法を使用し

ミミズを育てています。

種まきなども月のサイクルを

リンクさせているんです。

ヤシの木に登る時

（日本に住んでると

それ事さえも驚きますが笑）

木登りする方達は

スパイクのようなものを履き

木に引っ掛けながら登りますが

アンドリューは木を傷つけない

伝統的な方法で登るのを

見せてくれました。

これが本当にシンプルで !!

使うものは布１つなんですよ。

取って頂いたマレーシアココナッツ↓

ココナッツウォーターLOVEな私には

新鮮なココナッツはたまりません。

最後身まで頂きました

そして最後に！！

凄いと思ったのが

車を自分で作っていること笑

しかも自家発電装置だけを利用して!

どこでこんなに沢山の

知識を得たのだろうと

感心ばかりしておりました。

凄いなぁ〜

私たちはどんどん便利になっていく世の中に

生きているので

大昔に比べたら楽だとは思いますが

衰えているものが沢山ありますよね。

人間の運動機能もそうだし

何より生きていく知恵が

失われていると思います。

・この世から電気がなくなったら？

・水が流れなくなったら？

・食べ物がスーパーから買えなくなったら？

あなたは生きていけるでしょうか？

アンドリューが私に見せてくれたのは

まさにこれからの時代に必要になっていく

パーマカルチャーでした。

パーマカルチャーとは

パーマネント（永続性）と農業（アグリカルチャー）

そして文化（カルチャー）を組み合わせた言葉で、

永続可能な農業をもとに永続可能な文化、

即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法。

私たちの命を支えている自然の恵みである食べ物やエネルギー、

水などがどこからきてどこへ行くのか、

そして自分の毎日の生活がそれらにどのように関わっているのかを知り、

汚染や破壊を引き起こすのではなく、

より豊かな生命を育むことが出来るようにそれらと関わっていくこと。

そして争うのではなく喜びを分かち合うことを

前提とした人間社会を築いていくこと。

これらを実現していくために自らの生活や地域、

社会そして地球を具体的にデザインしていくこと。