コートジボワール建国の父の幼少期 | 海外で働くための英語&フランス語学習記録

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経歴:新卒→日本4年→大学院(日本3年&中国1年)→仏語圏3年→フィリピン2ヶ月→日本2年→仏語圏2年
英仏語レベル:
仏検2(2006,11)
TOEIC 775(2015, 7)
DELF B2(2018,6)
IELTS 6.5(2019,1&2)
TOEFL 79(2019,2)
TCF B2(2021,2)
DALF C1 (2022,9)←New!

Dia Houphouetという映画を観てきました。

コートジボワールを独立に導いた初代大統領、フェリックス・ウフェ・ボワニの幼少期を描いた3Dアニメです。

 

オフィシャルサイト http://diahouphouet.com/

 

私がコートジボワールという国についてそれなりにしっかり認識するようになったのはせいぜい3年半ほど前の2014年のことなので、その20年も前の1993年に亡くなっているウフェ・ボワニは完全に歴史上の人物です。

 

建国の父ということもあり、国内でウフェ・ボワニを語るときはとりあえず肯定的に扱われている感じがします。

現大統領のウワタラもやたら賞賛されていますが(特に政権よりの人たちはまあ当然だよな)、やはり思うところある勢力も存在するので、評価するには生々しい部分がありますが、

その点、ウワタラ派であろうとなかろうと、初代大統領への肯定という前提は共有されているということで、気楽に言及できる象徴的存在化しているような印象を持っています。

 

アビジャンだけでも、

 フェリックス・ウフェ・ボワニ空港

 フェリックス・ウフェ・ボワニ大学

 フェリックス・ウフェ・ボワニ・スタジアム

 ウフェ・ボワニ橋(通称『第一の橋』)

と、街中にウフェ・ボワニの名をつけた施設であふれている。

 

私はほぼ前知識なしにこの国に来て、そういう世論に沿ったイメージを受け入れていましたが、今回この映画を観て、少しウフェ・ボワニについて調べて、功績だけでなくやはり功罪も残していることがわかりました。

そういうことが知りたくてこの映画を観に行ったのですが、映画自体は幼少期しか描いてませんでした。

結果としては、関心を持つきっかけとして観に行ってよかったと思います。

 

オフィシャルトレーラー

 

 

みなさんこんにちは。

私はフェリックス・ウフェ・ボワニ、コートジボワール共和国の初代大統領です。

 

 

でも私はずっとこんな風だったわけではありません。

 

そうそう、昔はこんな格好だったし、もっと前は・・・

 

こんなだった!

 

 

映画館のサイトの紹介文。

Pendant la période coloniale au début des années 1900 dans un petit village au centre de la Côte d’Ivoire vit Dia un garçonnet de 7 ans. Issu d’une famille royale et animiste, Dia est très peu en contact avec l’extérieur pour des raisons d’ordre mystiques.

植民地時代の1900年代初頭、コートジボワール中部の小さな村に、7歳の少年ディアがいた。

王家とアニミストの家系で、神秘的な秩序のもと、外部との接触は厳しく制限されていた。

 

Cependant depuis l’arrivée de ces hommes étranges qu’on appelle les « Blofouê », le garçonnet tente de percer le mystère autour de ces êtres à la peau blanche et ce malgré les avertissements des membres de sa famille et de ses camarades.

しかし「ブロフエ」と呼ばれる外国人がやって来て、少年は家族や仲間の反対を押し切ってこの白い肌の人々の秘密を探ろうとする。

 

たぶん続く。