駆け抜けた毎日 追いつけない夏が来る | 筑波大現視研声優班のブログ

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諸事情により声優班のブログをこちらへ移転しました。
日々の活動報告等していきます!

皆さんこんにちは!筑波大学現代視覚文化研究会(げんしけん)声優班(こえはん)二年のみちろうです!

これまでに8回もの新歓ブログが公開されましたね!声優班に在籍している個性豊かなメンバーの姿が垣間見えたのではないかと思います(^^)/

 

(最新回である第八回の方は少しばかりキモさが振り切れていましたが……汗)

 

今回は新歓ブログとは別の、”推し”ブログを書かせていただきます!

 

まず、推しブログとは何?という方への説明をしますね。

推しブログとは、声優班メンバーひとりひとりが自分の”推し”を紹介していくブログのことです。

更新は月に一回。好きな声優の宣伝、ライブのレポート、ゲームの思い出などその内容は多岐に及んでおり、新歓ブログよりも更に濃いメンバーの生態が見られるとともに、あなたが興味のある声優・作品探しの手助けになるかもしれません!

 

 

 さて、では僕の”推し”について話していきたいと思います。

僕が今回紹介させていただくのは、『Summer Pockets』です!

 

http://key.visualarts.gr.jp/summer/index.html

 

Summer Pocketsは、株式会社ビジュアルアーツ内の美少女ゲームブランド「key」が2018年6月に発売したWindows用ノベルゲームです。(現在はAndroid,iOS,Switchでも発売しています)

 

 

 

まずはそのkeyの話からさせて頂きますね。

keyは『AIR』や『CLANNAD』などの超有名ゲームの製作を手掛けたほか、『Angel Beats!』や『Charlotte』などの大人気アニメの脚本・キャラクター原案を行ったスタッフが在籍している最強ブランドです。

さらについ先日、「key」,「ANIPLEX」,「P.A.WORKS」の新たな共同オリジナルアニメ企画『神様になった日』の情報も公開され、(https://kamisama-day.jp/)、今後もその動向から目が離せません!

 

さて、この『Summer Pockets』なのですが、発売前の(僕の周囲の)期待感はマチマチなものでした。

先に述べた4作品すべてのメインであった評価の高いシナリオライター「麻枝准」さんが直接シナリオに参加せず「原案」という形になり、またノベルゲームという業界が縮小傾向なのもあって、なんとなく失敗が許されないような、穏やかじゃない空気だったのを覚えています。

 

発売当時の僕は受験生で、流石にプレイする時間もないかな……と思っていたのですが、毎日勉強するだけの夏休みに嫌気がさしてしまったため、見るからに「夏」を思わせるタイトルに惹かれ、逃げ込むように作品をプレイしました。(ネタバレが無いように頑張りますね汗)

 

 

平成最後の僕の夏休みは、Summer Pocketsでした。

 

極端な言い方をしましたが、そう言いたくなるほどにこの作品は『夏休み』を体現していました。

かの有名な『ぼくのなつやすみ』のようなコンセプトの本作。無邪気な夏をベースに、笑いも泣きもふんだんに織り込まれている洗練されたストーリーは、淡々と毎日を勉強と食事と睡眠だけに費やし、感情の起伏を失いかけていた僕の心に強く響きました。

 

 

僕の中で、夏休み(夏ではなく)は大きく分けて二つの表情があると思っています。

 

一つは、「時間を気にせず、自由に遊べること」です。

学校も無く、日が暮れるまで遊んで、沢山の友情が芽生えて、時には恋が芽生えることもある。

そういうのが懐かしさを感じられる、理想の夏休みなのではないかと思います。

この作品にはそういうのが全部あるんです。

駄菓子屋行ってスイカバー食べてプール行って探検して秘密基地みたいなの作って----。

そんな、あの頃過ごした夏休み、過ごしたかった夏休みを、存分に感じることができるはずです!

 

 

そしてもう一つは、「いつか終わって、元の日々に戻ること」です。

夏休みは長いようで短いです。終わったらつまらない生活に逆戻りです。

それでも一年後には夏休みはやってくるけれど、夏休みを繰り返すほどに、心も体も成長していきます。

いくら逃げようとしても、子供のようにはしゃいでいられる日々は終わります。

何もかもに目を輝かせる日は終わり、なんとなく日々を淡泊に感じ始めて。

だけど、あの頃のただただ眩しい夏を求めている自分は、今も心の中にいる。

そんなどうしようもないジレンマに、僕たちはどうやって向き合えば良いのでしょうか。

 

この作品はきっと、その答えを探すお手伝いをしてくれます。

ただの幼き日の夏休みだけではなく、それを見つめ返す”今の僕ら”のような目線も兼ね備えているようなシナリオ。まさに子供から大人への過渡期とも言える大学生にこそ、一度プレイしてほしい作品となっています。

 

 

 

ネタバレを避けつつ自分の感じたテーマを説明しようとした結果、少し抽象的な紹介になっていますね……ごめんなさい🙇

この『Summer Pockets』なのですが、ここで紹介したのには理由があります。

勿論僕の最も好きな作品の一つであるということもあるのですが、それよりも大事なことが、

 

なんと!新作『Summer Pockets REFLECTION BLUE』が発売します!!

https://key.visualarts.gr.jp/summer_rb/index.html

 

(発売日は2020年6月26日の予定です)

もとの『Summer Pockets』をまるまる残しつつ、新たなシナリオが大幅に追加された、いわば「完全版」とでも言えるようなものが発売します!

新規の方はそれまで待てない!というなら『Summer Pockets』をプレイするも良し、

できるだけ長い夏休みを味わいたい!というなら『REFLECTION BLUE』をプレイするも良し、どちらを選択してもきっと素晴らしい夏休みを感じることができるはずです!

 

最後は声優班の宣伝をさせていただきますね!

、筑波大学げんしけん声優班では新規班員を随時募集しております!入班や見学をご希望の方はTwitterのDMなどでお気軽にご相談ください!お待ちしております!
Twitter → @gsktkb_eventer

 

作品の話をしたい方、作品を教えてほしい方、逆に良い作品を教えてくださる方、待っていますので気軽に話しかけてくださいね~!

 

以上、みちろーによる『Summer Pockets』の推しブログでした!

次回は来月の15日頃に更新予定です、誰がどんな”推し”を紹介してくれるのか、楽しみにしていてください!