観てきました。
8月1日から日本全国劇場公開となったインサイドヘッド2。
欧米では7月から公開していますが、
アナ雪2超えの記録達成だそうで、
大ヒット。
今後日本はいかんせん。
さて、
今回の「インサイドヘッド2」、
タイトル通り前作の続編です。
前作では幼き少女ライリーが小学校の転校を機にしたストーリーで、
ヨロコビとカナシミをメインにストーリーを広げていきました。
感情にカナシミは必要ないと思っていたヨロコビが、
カナシミもとても大切なものだと知るストーリーでした。
もちろんすべてはライリーの心と脳で起きている事に過ぎませんが、
感情を脳内で擬人化させるというわかりやすい描写の物語です。
今作ではさらにパワーアップし、
少女ライリーが成長し高校入学を前にした思春期を舞台に、
新たな感情たちが加わりストーリーを展開していきます。
新しい感情のキャラクターたちは今回のストーリーで重要となるシンパイ、
イイナー、ハズカシ、ダリィ。
思春期は少しずつ社会性を覚えていく時期でもあり、
小さい頃には芽生えない複雑な感情も生まれてくるもの。
今作ではライリーが幼い頃から続けていたアイスホッケーのサマーキャンプが舞台です。
高校入学前でもある彼女は新たなステージを前にどう立ち向かっていくのか。
まだ知らないことや初めて飛び込むなかでたくさん抱える心配や不安。
人生は常に選択の連続ですが、
これは思春期だけでなく大人になった僕らでも陥りやすい境遇です。
今回はまさにシンパイがストーリーの鍵。
では、
まず簡単な僕の感想です。
劇場で
マジ泣きしましたw
優しさ、
感動、
共感。
とても温かい
ストーリー
でした。
本当はネタバレを書きたいのですw。
というのもまさに自分にはダイレクトな内容だったから(たぶんこれを更新したあとネタバレあり感想記事も執筆予定w)。
というのもインサイドヘッド2が公開されることは数年前から知ってましたが、
劇場公開日が近くになるにつれ新たなに新キャラのシンパイが今作で重要になるということは聞いて驚き。
「シンパイ・・・。」
前作をしっかり映画でもMovieNEXでも観ていた僕としては、
興味を持たざるを得ないものでした。
特にこのブログを長らくお付き合いくださってる方はご存知でしょうが、
実は僕こう見えてw、
不安障害を持っておりますw。
というか見た目とおり想像しやすいか?www。
メンタルヘルス持ちですw。
こうなってしまったのはあまた要因はありつつも過去歴につながります。
僕の場合は厄介なことに気づくと心理療法に加え薬物療法までにw。
不安障害という病気は脳内のセロトニンが人よりも不安定になることで起きます。
それにはもちろん心理的背景も大きいです。
いずれにせよ心配性の最たるもの、
自分でコントロールが制御できなくなる病気です。
もう10年以上療養を続けていますが、
今は安定してきたというところでしょうか?
それでもまだまだ症状が急に強く出るときもあり、
特にお仕事や学びの場といった場所になると、
動悸、過呼吸、集中力散漫、不眠など様々な症状が強く出てしまいます。
薬を飲み続けて安定していてもそうで、
そうなった際は精神安定剤で補い、
定期的に心理カウンセリングでも補う流れでしょうかね。
だから僕は「シンパイ」と聞いたとき、
心のなかでドキっ!w
「え?自分のことですか?w」
しかも日本語吹替版声優は俳優多部未華子さんで僕と同い年w。
「というかシンパイはメスキャラだったのか?!w」と、
ムカデみたいなビジュアルとのギャップにも衝撃的でしたが(オスにしか見えないw)、
余計に何か勝手に近いような感覚を覚え、
「観ろ!」と言われてるような気もしてならない。
いや、もちろんディズニー好きですから何公開されても観るけどw。
でも実際映画で観る日がやってきて、
桜木町の映画館で観てきたんだですけどねwww。
正にハラハラ心配になるシーンが多く、
「どうなっていくんだろうなぁ~・・・」と僕も懐疑的でした。
けれどもクライマックスになるにつて、
劇場内の観客や小さい子もおとなしく観てるほど。
僕はもう思わず号泣でw。
涙こらえるのに必死というかw、
嗚咽出ないようにこらえてたっけ?w。
理解できる人はできると思うw。
すごく自分の鏡を見ているようでね・・・。
思わず自分の投影、分身を観ているようでした。
今回のインサイドヘッドの監督さんは、
「自分自身を受け入れること。」
これをテーマに描いていると言っていました。
「ダメな自分も良い自分も受け入れて、自分を築くこと。」
それを感じてほしいとのことです。
でもほんと、
その通りだと思う。
別にこれはメンタルヘルス持ちの人だけじゃなくみんなそうで、
誰もが陥りやすい躓きにもなりうるんですよ。
どうしても人間は自己防衛が本能として備わっているので、
誰もが心配することは日常茶飯事です。
だからこそ観ていて学べることがたくさんあって、
共感できるところいっぱいあるんじゃないかな?って思う。
実際クライマックスのシーンはまんま自分も同じ姿になったことあるからねw。
だからこそ涙出るんですよ。
しんどかった当時の自分も思い出してしまうし、
それでもなお向き合っている自分としても見えてしまうし。
すごくエモーショナルに描いてるんだよね。
ライリーだけじゃなくキャラクターたちも。
そして僕ら人間と同じような感情で。
なんていうかディズニーは手を抜かないからすごいね。
インサイドヘッド1の時から制作スタッフの皆さんは心理学者の人から話を聴いたり、
あらゆる心理学本を読み漁ったと言っていました。
今作もやはり同じ流れになったようで、
とても研究されたのがよく伝わります。
非常にわかりやすいです。
そして僕のように不安症持ってる人にはすごく寄り添ってくれる内容だと思う。
「めちゃくちゃわかる!共感!」
というところもたくさんあるし、
「自分もこうなんだよ!こう。苦しいよねぇ~・・・。」
「こうなるのは自分だけじゃないんだ・・・」
と安心できるシーンもあったりすると思うのです。
特にクライマックスのシーンは絶対なる。
というか僕はまさにまんま同じ状況になったことがあるから余計わかるw。
あっ、これ以上言ってはならぬw。
だから僕みたいにヘンタルヘルスの問題を抱えている人、
そういう人にもすごくオススメしたい。
障害者手帳持ってる人は1000円くらいで観れるからぜひ利用して(ちなみに僕も役所行けば対象にはなるけど手続きしてないだけw)。
そしてすごく前向きで背中を落としてくれる終わり方なの。
ディズニーが好きという人なら尚観て欲しいと思う。
感情を抑えずに観てあげてほしいなぁ~って思う。
しかもエンディングも「プレゼント」セカオワの歌も合ってるねぇ~・・・。
なんだか書いててやはりネタバレ感想も書きたくなったから、
この後執筆します。
ネタバレ嫌な人は読まないでねw。
それではひとまず感想記事はこれにて終了!
ネタバレで細かくどういうところで泣いたのか?
どうして僕が良い映画だと思ったのか、
そういうところ書きます。
それでは本日もお付き合いくださいましてありがとうございました。
映画館は涼しいし、
まさに暑苦しくなく落ち着いて観れる映画です。
英語字幕でなんと言ってるか気になるので、
字幕版観ようかなぁ~と思ったら川崎映画館字幕版やってねぇ~よw。
横浜に出るしかないw。
それでは本日も皆さんにとって、
素敵な夜となりますように・・・。
インサイドヘッド2、
オススメです。
P.S.
1のヨロコビの声優さんだった、
俳優の竹内結子さんの哀悼も込めます。
2でも声聞きたかったです。