マシン入替顛末記

　
　先月末、仕事するのにパソ公（Mac）を立ち上げたら
こんな画面↓が出現した。



　あら～。HDDが逝かれましたか。
まぁ平均寿命が4～5年といわれるHDDを
その倍以上の年月もたせていたワケで
「そろそろ来ちまうかな」という予感は
常々していたワケで。

　せめて最後に保存したデータを引き上げようと
小一時間ほど復旧作業したが、コレはもう無理と判断。
「マシン壊れて作業できねぇから、この仕事ヤメます」
…という最善策を取りたいのはヤマヤマだが
作業マシンが無いと他の仕事も出来なくなるワケで
「仕方無ぇ。新しいMacでも買ってくるか」
と、最寄りのビックリ仰天カメラまで出動。

　社畜ではないフリーの身としては、突然のトラブルに
対処できるよう「こんな事もあろうかと貯金」は必修で
まぁPCの1台や2台は即座に新調できる程度の蓄えは
当然あるワケだが、それにしてもMacは割高感が強い。
OSと外箱（筐体）にムダ金かけているせいかもしれない。

　で、いざパソコン売り場に赴いてみると
以前あった筈の場所にapple隔離ゾーン（笑）がない。
「遂に取扱いをヤメたか」と思いつつ店員さんに
伺ってみると、なんとフロア中央部に移設したとか。
ジコチューで殿様商売な秘密結社・林檎の日本支部が
強要したのかどうか不明だが、そういえば新宿の
ヨドバシもそんな配置になっていたなと思い出す。

　本来ならMacPROが欲しかったのだが、
「お手軽でプレミアムなブランド」を主張したい
林檎の主旨に反して売り場の美観を損ねる…とでも
判断したのか、取扱いをヤメた模様。
仕方ないのでiMacの、ちょっと性能的に余裕ある方を購入。
売り場到着後数分で「在庫ある？じゃあ買ってくわ」と
八百屋で大根でも買うノリでサッサと支払を済ませて
クルマに積み込んで帰路へ…と思ったが、そのクルマが
まずかった。

　出がけに「駅近くの道路は狭くてなぁ」て悪印象と
数日ほど動かしてなかった、てな条件が重なって
ウルトラマン顔の小っさいクルマで出かけたモノだから
室内にブツを収めるのに一苦労。
フツーにドア開けても収まりきれないので、仕方なく
屋根を外して（一応オープンカーでよかった）から収納し
その後にフタをする…てな強引な手法でクリア。
だが左側の視界は↓こんな感じ。



　もはやランボルギーニ車の後方視界レベル。
やはりもう1台のクルマの方で行くべきだった。

　ちなみに、上の写真ではフツーの段ボール梱包で
「いつもの射幸心アオリが目的の白い化粧箱じゃねーの？」と
思ったら、それはこの下にありやがんの。
「アホかこの会社」とMacユーザーでありながら林檎信者では
ない身としては思ったりする。


　さて、その邪魔な箱を全て取り払って組み立てて
セッティング…って、脚の長さが変更できねーのか。
お陰で、わずか数ミリの差で今までのモニタの位置に
収まらないという、バカバカしい事態に陥ったり。
　
　で、仕事相手には「作業できねぇし仕事もクソだからヤメる
突然のマシン入替で作業が遅れる」旨を一応メールして
おいたのだが、帰って来たメールには
「今月分のノルマには間に合いますか？」という
能天気で非情な質問が。

　それが判りゃ苦労はしない。
何せその質問が来た時には↓この状態だったワケ。



　外付けHDDにTime Machineで取っておいたバックアップを
転送中の図。その機能自体は有難いのだが、果たして
電源落とす何分前のデータが記録されたのやら…て時だっただけに
殺意に似た感情が沸き上がってきたわ（笑）。

　1時間強ほどでデスクトップ環境を復活させ
（但しadobe関連は全て再インストという手間）
チェックしてみたら、終了40分前のデータが記録されていた。
…その40分間に手の込んだ作業していたんだけどな。


　さて、ワタクシiMacに良い印象が無い。
以前に借りたマシンでは、勝手に設定変えて画面の拡縮を
行ったり（ちょうどiOS7の視差効果みたいなムダ機能）
した事もあって「こんなお茶の間パソコンで仕事の役に
立つのかよ？所詮Perfomaの成れの果てじゃねーか」
と思ったが、今の所は特に問題ナシ。
むしろ脳ミソの処理速度は段違いに速い。

　それはそれでいいのだが、熱抜けの悪そうな筐体に
液晶とかHDDとかギッチギチに詰め込んでいる以上
そのうち熱暴走でイカレちまうんだろうな。
まぁ4年もてばいい方か。
　それと、すぐ使う用が無いから別にいいのだが
PowerPCからインテルに変わったお陰で、ペイントソフトや
Indesign（旧いヤツ）が使えなくなってしまった。
後者は色々と物色中だが、前者は一応こんなのをDLして
ちょっと使い勝手を実験中。ま、塗りソフトなんて
インターフェイスさえ判りやすけりゃ問題ないけど。

　イカレた方のMacは、しばらく暇を出す事に。
新しいHDDに入れ替えてOS再インストすれば使えるので
まぁそれは後でやる事にする。
OS9専用機にすればいいのだが、オンラインアップデートで
OS更新したから、手許に同じモノが無いのだ。

　それに、捨てるにしてもアレだ。
アップ用シャンゼリオンみたいにクリアパーツの二重構造なんて
見栄張ったナリしてやがるから、本体だけで20kg以上あって
重たいのなんのって。
　
　
　

里帰り（では無いのだが）。

　4月分の仕事をとっとと終わらせ、月末に
親父の実家である新潟県G市まで行ってきた。

昨夏にオフクロの葬儀に来てくれた親戚さん達に
お礼返しをするのが目的なのだが、親父一人で
クルマ運転させるのは難儀なので（何しろ
往復900km強はある）、運転担当として随行。



　写真では伝わりにくいだろうが
まぁ～のどかな雰囲気。田植えにはまだ早い時期なので
農家の人達もトラクターで土を掘り返す程度。

　この辺は昔、城下町だったそうで
駅前辺りの道路は今も、江戸時代の街割りそのままに
クランク状にカクカク曲がる道が健在だったりする。
　お陰で今では、騎馬ならぬクルマが混乱していたり
するのだが。只でさえ3ナンバー車が増えたからねぇ。



　↑で、実家。まぁ標準的な農家。
十年くらい前、ガキの頃に訪れた時は
何もねぇな…と思っていたが、今になると
この何も無さと木造＆畳敷きの雰囲気は
妙に落ち着く。
　あちらの爺様と婆様も夫々90歳と88歳だが
まだ矍鑠としてらっしゃる。

　早朝、家の前にある竹林でタケノコを
掘らせて戴いて、オミヤゲとしていただく。
後で刺身として美味しくいただきました。



　こちらは親戚の家…の玄関前の道。
ちょうど八重桜が満開という時期。
　別の親戚にココの住所を訊ねてみたら
こんな所までGoogleのストビューが
来ていた事が発覚。恐るべし。


　で、八重桜といえば。
一泊してあらかた用事を済ませた帰りに
（もちろん道の駅で越乃寒梅を購入する事だけは
忘れてない）
高速を会津若松で降りて、まだ行った事の
なかった鶴ヶ城でも覗いてみるか…て事で
↓この通り。



　まだまだ大河ドラマ効果で観光収入狙っている
雰囲気プンプンだが、こちとら利権バリバリで
イビツな作りになった最近の大河には興味なく
（同じNHKなら平日の時代劇の方がはるかに面白い）
興味をひいたのが刀のみ…という現実。

　ちょうど昼メシ時だったので、ココで時間潰して
喜多方ラーメン食って帰途につく。


【オマケ】
今も実家に残っていた、明星だか平凡だかの
芸能雑誌のピンナップ。
陽の当たらない場所なので（ゆえに写しにくい）
ミントな状態で残ってた。



左から
野口五郎、にしきのあきら、志垣太郎、仲雅美。
　
　

結論が出たようだな。

　


　どっちもどっち、てのが正直な所だが
最も悪いのはこのクソバエども、という事だ。

　あらゆる悪行悪口を「便所の落書き」と
言い逃れするような腐った連中だけに
その便所に居着いてる連中なんざクソバエで充分。

　また汚ねぇツラ真っ赤にして発狂するだろうが
キチガイ連中のやる事にいちいち構ってられねぇ。