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千尋の谷

『獅子は千尋の谷に我が子を突き落とし』云々てのは
梶原一騎が引用してメジャーになったんだっけな。
元ネタが何なのか昔調べたけど、すっかり忘れた。

 それはともかく、
現在のクソ仕事で作画監督なる厄介事を背負い込んで
ようやく最近、マトモな感じになってきたかな。

 最初「こりゃモノになるまで3ヶ月位かかるな」と
思っていたが、ジャスト3ヶ月。
始めた当初は案件のフォーマット自体が特殊すぎて
そこにハメ込むのも一苦労だったし
各人とも、他の仕事ではさして問題にならなかった
クセなども、このフォーマット上では「悪癖」として
出てしまう為、まぁ大変ではあった。

 で、どれだけ特殊かといえば…

①他のカードゲームと違って全身を描くので
 (大抵はヒザ上までしか描かない)
 ゴマカシが効かない。
②加えて、装飾物を派手になびかせて画面サイズを
 目一杯使い切らないとスカスカの印象になる。
③題材が題材だけに、下品な金細工とコケおどしの
 装飾がやたら多い為、やたら手間がかかる。
④そこまで苦労して仕上げても、運営がバカやったり
 客が発狂したりで評価されないので、全く報われない。

 …こんなところか。

 で、上記を考慮してアレコレ細かく指示して
悪癖を殺しつつ…な事を続けた結果、最近やっと
上記フォーマットと各人のクセが混ざり合って
「個性」と呼べるモノが出てきたかな。

 まぁ谷底に落ちてそのままの奴もいたみたいだが、
コレでやっと安心してこの仕事から抜けられる。
2年半も面倒見たんだから、もういいだろ。
 

2周年だとよ。

 先月の27日で、いい加減迷惑極まりない
中国ヤクザの殺し合いゲームがリリース2周年だと。

 めでたくも何ともない。
そのリリース前から関わっている唯一の立場
(現場の連中なんざ全員、途中から異動やら何やらで
入ってきた奴ばかりらしい)から云わせてもらえば
「その2年間で、ちっとも成長してねぇ」
といった所。

 それだけの期間があれば異動や退社なんかで
中の人が入れ替わるのはよくある事だが、
その入替に際して引継業務すら全く行われて
いない為、前任者の意図した戦略も何も
全て有耶無耶になってしまっている。
もはや配信会社としての体を為していない。
 信用を第一とするサービス業の端くれに
居ながら、その要素を最初っからシカトしている
厚顔無恥ぶりを今も発揮し続けているの現状。

 また、こちとらもそんな状況下では
やり甲斐を全く感じない。
たとえ(本業の絵描きでない身としては、の前提で)
良く描けたな…と思える成果物を納品しても
運営側のいい加減なデータ処理と、それに対する
キチガイ共の発狂で全てかき消されて台無しに
されてしまう。
 双方とも『絵なんてどーでもよく、大事なのは
スキルだけ』と考えている証拠だわな。
つまり、こっちの存在なんか無くてもいい…と
見下している証拠でもある。

 そのクセして、前に俺が描いたキャラを
現場で勝手に改悪したサマ見て発狂、
「こんな程度の絵、誰でも描けるだろ」と
そこいらのハンチク絵描き7名ほどに描かせたら
中学のガキのラクガキみたいなのを描かれて
またまた発狂(しかも引退者続出)…と、
判断能力も学習能力も備わってない奴らの幼稚な
罵り合い。
 事故起こして初めてシートベルトの重要性に
気付くバカドライバーと同レベルの感覚で
今までこのゲームを支えていた存在が
どれだけの労苦を重ねてきたか…という事実に
全く気付いてねぇ訳だコイツら。

 上記のアレコレでようやく気付いたかと
思えば決してそんな事はなく、件の2周年に
際しても労いの言葉はおろか挨拶すらも
ありゃしねぇ。
「相応の金払ってるんだから問題ねぇだろ」て
スタンスなんだろうが、これが全くの間違いで
世の中ってのはすべからく
『駕篭に載る人、担ぐ人、
 そのまた草鞋を作る人』

だろうよ。
草鞋作る人がいなけりゃ駕篭かきは仕事できねぇし
金があっても駕篭がなけりゃ「乗る人」は移動する
事もできない。互いの立場を尊重して世の中は
成り立っているワケだが、コイツらそんな事も
全然わかっちゃいねぇからバカバカしい。

 ま、運悪く3周年がやってきたとしても
その頃にはもう俺は関わってねぇだろうが。



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初詣。

 初詣といえば、毎年恒例…と思ったが
去年は都合で行けなかった柴又帝釈天。

 往路は必ず京成金町線に乗るのだが
なんじゃこりゃ↓。

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 全面ラッピングでない分だけマシだが。
ちょっとゲンナリしたが、一番好きなキャラ・
星逃田が貼られた車輛もあったのでイイか。
どうせなら先頭車輛のヘッドランプ上に
両津マユゲでも貼っときゃ面白いのに。


 さて、相変わらず映画のオープンセットの
ような佇まいの参道ではあるが、肝心の境内
(写真ないよ。混んでたから)は参拝制限とかで
お参りが不可能な状態。
仕方なく賽銭投げ込みの略式にて済ませたが
元々相性が悪いのか、あまりご利益もないので
別にいいや(笑)。


 で、真っ直ぐ帰るのも芸がないので
屋台でテキトーに腹を満たしつつ
久々に寅さん記念館に。
昨年末に、新たに『山田洋次ミュージアム』が
併設されたというので、覗きに行ったワケだ。
(入場料は共通なので有難い)

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 時期に関わらず、入場者の平均年齢は
もの凄く高いと思うのだが、ココの展示物は
にわか造りの昭和レトロミュージアムより
遥かに昭和度が高いと思う。
 何せ、松竹の大船撮影所が閉鎖された後
敷地内にあった『男はつらいよ』のセットを
移設してたりする。
 まぁ↑コレは記念館用にしつらえた
ドールハウス(スケールは1/10程度)だが。


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 ↑こちらはリアルすぎて楽しい1/4程の
ミニチュア。何だか『ウルトラQ』の
『1/8計画』の街並のセットにでも紛れ込んだ
ような印象。

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 ↑昭和初期の蒸気機関車…ではなく
浅草のハコ(映画館)にて使用されていた
映写機。
パッと見だけでも「熱量すごそう」と
思わされる佇まい。
夏の映写室なんか地獄だったんじゃ
ないだろうか。

 しかし、館内のあらゆる所で
『男はつらいよ』の一部シーンが流されて
いたりするのだが、渥美清さんの台詞回しは
小気味いいんだよね。


 で、道路を挟んだ山田洋次ミュージアム。
オープン直後なのとハコの容積の関係で
さほど凝った展示はされていなかったけど
パネル展示された監督作品を見るに
親に付き合って観た作品が割とあるな。

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 有名な『幸福の黄色いハンカチ』。
このファミリアとか展示してくれねーかな。
(あまり残ってないけどな。この頃のマツダは)

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 こっちは親とかカンケーなしに観た
『馬鹿が戦車(タンク)でやって来る』。
東宝のクレイジー映画と違って、割と
しんみり系のホームドラマといった感じ?

 この戦車八七号、現存してるんだよね。
ちょっと前に三重の有名なコレクター氏の
手許にあるのを雑誌で確認したが
(その前は御殿場近辺の解体屋にて
 動態保存されていたとか)
こっちで引き取るワケには…いかねーか。



↓高そうな贈答品。

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 名前見て、本人の顔よりも
『タッチ』の松平孝太郎のツラが浮かんで来る。
場所がら『こち亀』の寺井の方が相応しいのだが
往路の電車でゲンナリしてたので。

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「それを言っちゃあオシマイよ。」
 

今年一年を振り返る。

放映40周年だそうで。

 12/3が放映開始40周年という事で
記念に描いておく。

 現在、マヌケどものお守で多忙な為
本気で仕上げるヒマが全くないので
PC上でザラッと描いただけだが↓。

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 まぁ仕事関連のヤツが偶然みて
何のかんのと文句タレてきたら
「趙雲と月英だよ。文句あンのかテメェ」
とでも返しておきゃイイや。
(それはそれで大問題)

『マジンガーZ』という作品の何がよかった
(そして現在も愛好する)かといえば
それは『日曜19時に流す番組』
て事に尽きるかな。

 今と違って当時の日曜19時てのは
恐らく家族全員が1台のTVにかじりつく、
そんな感じだったと思う。
 即ち、3~4歳のお子ちゃんから
上は70前後の爺ちゃん婆ちゃんまで
まぁ家族揃って観ていたワケよ。

 その状況下で、その各世代が観ても
楽しめる「大衆向け娯楽」の路線を
ひたすら貫いたところに感心する。
 特に高久進さんの脚本回がそうだけど
あの人、同時期に『キイハンター』とか
『アイフル大作戦』なんかの大人向けの
ドラマも執筆していたワケだけど
話の作り方や盛り上げ方はほぼ同じ。
「創作を楽しむ視点は、大人でも子供でも
一緒だ」と言い切れる作りになっている。

 今日、東映チャンネルで流れたのが
#61『宿命のロボット ラインXの歌』で
コレなんかも原作以上に悲劇性を強めつつ
…『寵愛の対象』としての存在意義を
失ったローレライの決意と末路、等…
「よくぞココまで…」と思わされる演出
(作画がイマイチなのは置いといて)。

 で、その後がボスボロット飛行云々の
徹底したギャグ話で(笑)、これだけ
話のバラエティに富んだ番組も珍しい。
 こっちの方は「笑いを取るなら
トコトン笑わせなきゃ負けだ」て感じ。
しかもこの2本でのシークエンスが
後の『マジンガーZ対暗黒大将軍』にも
活かされていたりするから面白い。

 いずれにしても、屈託なく楽しめる
…という一点において、今も変わらず
愛せる番組なのでゴザイマスよ。



 そういや、この番組が40周年て事は
ボークスも創業40周年て事になるけど
そっちはどーでもいいや。

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 ↑元ネタ。
似せて描こうと思ったが、全然違うわ(笑)。