「墨場必携 唐詩選を書く」（日本習字普及協会）より選句、習字
李益 汴河曲（べんかのきょく）
汴水東流無限春 隋家宮闕已成塵
行人莫上長堤望 風起楊花愁殺人
汴水（べんすい） 東流 限り無きの春
Bensui-River flows east.Spring comes around endlessly.
隋家（ずいか）の宮闕（きゅうけつ）已に塵と成る
Zui-Dynasty palace has already become ashes.
行人 長堤に上って望むること莫れ
Please a traveller. Don't climb a long embankment and look far.
風起こって 楊花 人を愁殺す
Wind occurs.Willow fluff makes people sad.
「汴水」（べんすい）は河南から淮水にかけて隋の煬帝が開いた運河。煬帝は河畔千三百里（６００キロ）に側道をつくり柳を植栽するとともに、四十の離宮を造営した。離宮は隋末の混乱期に灰燼に帰す。運河と側道、柳の木が、往時の面影を残す。
水泳 ２０２０．6/9(火） 目標３周
【累計１，１１１．１キロ今日の距離４．３キロ 計１，１１５．４キロ】
宇都宮１，００８．３ｋｍ⇒仙台１２３７．７ｋｍ