2019.10/5 香紙切 人知れず荻の下なる牡鹿の | サワラ君の日誌

サワラ君の日誌

僕65歳。隠遁生活。飼い猫14歳ほか。家猫生活。

『書道技法講座48 香紙切』(伝・小大君 池内艸舟編/二玄社)より選句、習字

 

兂(む)ら可(か)みの御時の御屏風尓(に)をぎのし多(た)尓(に)し可(か)の奈(な)久(く)所       中つかさ

人しれ春(ず)を支(ぎ)のし多(た)なるさをしかの本(ほ)尓(に)いづるあや奈(な)ね尓(に)八(は)な久(く)らん

可(か)利(り)を支(き)きてよめる

 

中務

人知れず荻の下なる牡鹿の穂に出るあやなねには鳴くらん