Gocoo | さわでぃ☆にっき

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本来食べ物ネタばかりなのですが、
今年はその他の話も発信して行こうかと♪

今週ずっとシュトットガルトで
Sommerfestival der Kulturenというのが行われていた様なのだけど、
全然顔を出せず。
去年もコンサートには来てたけど、そういう名前のイベントとは知らんかった。

日曜日の今日、やっと、日本の和太鼓バンド、
Gocooを見に行けました。


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ベンチの上に乗っかって、準備は万端。


リーダーKaolyさんがとにかく素敵。
あの髪型もいいな。
音楽を体中、髪の先まで、バチの先までで表現している。
リトミック的視点で見ても満点だ(笑)
楽しいだろうな。
人生ずっとアドレナリン出まくりだ。

和太鼓バンドだと言う事だったので、
鼓童みたいなのを想像して行ったのだけど、
全然違った。
ジャンルが違った(笑)
リズムももはや和太鼓では無い感じ。

ドイツ人の知り合いに
「Gocooは何の意味?」と聞かれ、
「うーん。多分悟空から来てると思うんだよね。
中国の物語に出て来る主人公の猿の名前で、
キャラで言うとピノキオっぽくて、
鼻は伸びないが、頭の冠が締め付けられて、
で、ちょっとオズの魔法使い的に仲間と旅するみたいな?」

よくわからん説明になりました。

コンサートの途中でね、
「僕たちは、原発問題のまっただ中に居ます。
原発廃止を決めたドイツを尊敬します。僕たちも続こうと思います。」
というスピーチが英語であり。
そのあとなぜか「後ろの正面だあれ」を日本語で歌ってた。


私個人的には、音楽だけ楽しみたかったので、
夢から覚めた上、鳥肌までたちました。



しかーし、教授(坂本龍一)は、
「音楽家は音楽だけやっていればいいと言う時代もありましたが、
政治的意見をもって音楽活動をしても良いと思います。」って
どこかの新聞で発言してたっけ。


もし私に政治的意見があり、
一人でも多くの人に賛同してもらいたいと思っていて、
もし、自分が音楽家という職業ならば、
私は間違いなく、音楽を利用したろうなとは思う。
自分の意見を伝えるために、手足、声、技術、
自分の持っている能力は何でも使うだろう。


立場の違いですね。
私は今晩は夢見て帰りたかったです。
どちらにしても、月曜からはまた現実が待っている訳でー。
現実に引き戻され、
寒くて、雨も降って来たし、明日も早いんで、
最後のアンコール1-2曲はパスして帰ってきました。


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