ある朝私は博多におりました。
で、そういえば、福岡の知り合いは結構居たなと
朝のコーヒーを飲みつつ考える。
なぜなら、私の故郷、ロイホは福岡発だからです。
江頭社長が中州に花の木レストランをオープンしたのが始まりですね。
学生の頃、東京から行ってみようかー。
なんてアホな学生アルバイト達で考えたけど、実行しなかったな。
高いレストランだとは聞いているのだけど。
こんなに近くに今日はたまたま居る訳だ。
しかも(その日は)私の誕生日だった♪
一人1万ぐらいランチにだしてもいいかな、もう二度と来ないし・・・・
しかし、私たちジーンズしかもってないよ。
それに肉食獣に一万のランチはもったいないかも(ナイショ)。
きっと好き嫌い多すぎで半分残すだろうし。
残念だが、あまりに急な思いつきすぎたので、却下。
それに、九州の名物はお腹に重くて、
今日の私はお腹が全然空いていない。
今回は、私にしては珍しく、
団子より花!に決定。
行き先は有田です、ふふ。
駅を降りて、不安になる。
何も無いです。
観光案内の人に、地図を貰って、歩き出すも、
人っ子一人おらず。
閑散としたメイン通り?
誰にも会わない。
ゴーストタウンのようだ。
お店も戸が閉まっていたり、
戸は開いていても中が真っ暗だったり、
人影があることはまずなく、
大丈夫かしら、なんて思いながら2-30分歩いた所で出くわした
ヤマオ昭山堂。
この日唯一開いていたお店と言っても良い程なのに、
私の心に大ヒット!
店内を物色。
誕生日を言い訳に、
いくつか有田でお皿を買う事に。
本来の有田焼ってそんなに好みでもないし、高いしという印象だったのですが、
このお店には、最近のデザインのものもたくさんあって、
普段の生活にとけ込めそうなお皿がたくさん。
迷いますね。
全部欲しくて、店内をうろうろ。
私のポーランド食器のマグが一つ割れてしまったので、
今回はマグを少なくとも一つ買って帰るつもりで来ました。
シンプルで可愛い、これに決定。
これは磁器なのかな。
白いし、割と薄いし。
私が買ったそれ以外のものは磁器じゃなさそうです。
有田焼は磁器じゃないとそう呼ばないのかと思いましたけど、
最近はそうでもないんですかね?
お店の人に聞けば良かった。
これは、何用に作られたものなのかわかりませんが、
エスプレッソに良いかと思って買いました。
Lambertっぽいデザインに加え、日本の可愛いお花柄との組み合わせがいいではないですか。
緑色が珍しくて、しばし眺める。
白い釉薬の上なので、鮮やかに発色するだろうけど、
あまり、見た事がないな。
ディーナー皿も探していたので、これにしようとするも、
ドイツのディナー皿はでかいので、
でかいサイズじゃないと駄目なんだけど、在庫1枚のみ(涙)
小さいサイズじゃ意味ないし、一枚じゃ使えないし、でも欲しいし。
と悩んでいたら、店員さんが、色違いの赤のお皿を出してくれました。
「肉食獣は赤ね。私は緑♪」と勝手に決めて、購入。
赤絵も欲しかったので、一枚購入。
無情にも、全て食器洗い機に投入予定なのですが
(普段の生活にとけ込むお皿を買う目的なので)、
このお皿だけは手洗いしないと駄目そうだな。
でも、そうなるとパーティー皿かな。
「この街閑散としてますね・・・・」
と思わず感想を述べると、
「いつもこんな感じなんですよ。」と店員さん。
「でも、陶芸市の写真はこんな感じです。」
と見せてもらった写真に絶句。
一面、人の海。
店がどこかわからないぐらいで、
わかる様に写真の上から赤いシールが貼られていた。
すごいな、有田の陶芸市。
むしろ、こんな空いてる日に、ゆっくり品定めが出来るなんて、
私は幸せ者だわ。
ドイツまでもって帰ります!と行ったら、
丁寧に丁寧に包んでくださいました。
この先ずっと手荷物として、一緒に旅行し、
無事ドイツまでたどり着きました。
ドイツにあると、一層価値が増しますね。
欲しいと思ってもさくっと買いに行けないし、
送ってもらおうにも、割れるのが怖いし。
次回日本に行った時もどこか窯元に行こう。
前回は益子だったし、今回は有田だった。
次はどこになるかなー。
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