産後ケアの拡充を!

 

7月14日 馳知事がかほく市視察

 

 

今朝の北國新聞 朝刊にも

大きく取り上げていただいております

 

 

↑レポートはこちら

 

産後ケアという事業ですが

お母さんのケア・・・健康管理、乳房ケア、休息等のサポート、育児相談、授乳指導など
赤ちゃんのケア・・・健康管理、スキンケア、体重チェックなど

日帰りで利用するデイサービス型とお泊まりで利用する宿泊型があります

 

かほく市では

 

↑このような内容の産後ケア事業を行っていますが

 

産後ケアの拡充として

赤ちゃんの三カ月検診と共に

お母さん検診など 産後うつ抑制が必要になると考えます

 

昨日 知事 市長と意見交換を行っていただいた

手塚さんをはじめとし市内のお母さんたちにお話しを聞き

産後うつの実態調査をわたしはしております

 

産後うつ

が社会問題となっている昨今

 

ファミリーの形も多様化しております

わたしも出産経験がありますが

当時はお姑さんたちと同居しておりましたので

産後1か月は実家でしっかり身体を休め

その後は お姑さんに赤ちゃんのお世話のお手伝いを

していただいた経験があります

 

あれは 今でも

「ありがたかった」と思っています

 

がしかし・・・同居で育児の手がある中でも

時折 ふと夜中に赤ちゃんを見ると

急に不安に感じたり(育てられるのか とか ちゃんとお母さんできるのか)

勝手に涙があふれてきたりしたものです

ホルモンバランスの崩れ 自律神経の崩れからくるものだとも聞いております

 

母親としての責任感とその背後の不安の二重苦

 

しかし 朝 目覚めれば

経験豊富なお姑さんがいてくださり

お買い物行くときなど 赤ちゃんを預けることができたので

安心して出かけることができたり 支えになっていただきました

 

「母は強し」

と言いますが

これは都合の良い言葉でして

 

母となったら「強くあらねばならぬ」

呪いにも聞こえることがあります

わたしの考えですが

「母は強し」とは

妊娠・出産したら「母は強し」になるのではなく

子育てをする中でだんだん強くなるものだと思います

それこそ 筋トレと同じ理解です

最初から 体力 精神力があるものではありません

 

核家族化が進み 孤独な子育てをしている

産後ママは実に多いこと

ご実家が遠い 近くにお姑さんがいないなどなど・・・

産後1か月は 母体は安静にした後も大事時期です

 

不安解消するために 人と話をする機会がない

コロナの影響もあり 家から出ることもなく

1日中 赤ちゃんと過ごす中で

不安がつのることで 産後うつ という状態になりやすいことも

 

ということで

出かける機会と言えば

必ず参加するといえば

赤ちゃん検診

 

赤ちゃんの検診と一緒に

お母さんのケアも一緒にできる取り組みをという

意見交換をされ

知事も市長もご納得

 

かほく市内では

民間事業者さんにおいて

産後ケア事業など行われておりますが

お母さんが心身共に健やかであることが

子育て支援だと思います

 

子育て支援は親支援とも言います

 

人口が増え

核家族化がすすむかほく市ですが

産後ケア拡充は課題であると

子育て経験者としても言えることです

 

議会でも何度か

産後ケアについて質問させていただいておりますが

これを機にさらに拡充が進むことを願います