フラワーパウンティングって知ってる? | イタリア フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月

イタリア フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月

動物たちに囲まれた
トスカーナの森の中 自然に寄り添った半自給自足
フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月

2月から お友達のミモザ頼りが
各国から届いていたけれど
標高のある森で やっと間もなく満開!



リースなどドライフラワーにするための
満開を待つ間に
エコプリントやフラワーパウンティングと呼ばれる 花や野草を布に写す技法を楽しむことに。

まだまだ 肌寒いここの森では
たくさんの草花が見つからないけれど 
間もなく満開を迎えるミモザや いつでも元気な緑色のセージなどを集め
フラワーパウンティング開始。



麻100%と綿100%の2枚の生地で 色比べ。
草花を挟み ハンマーで叩き 色や形を写していきます。



麻は麻でも極細糸の薄い生地は 色が滲みやすく 仕上がりも薄色。



一方 綿はバシッっと葉脈まではっきりと目に見え ミモザのまあるい花型も写りました。



洗って 乾して…
麻の生地は 薄っすら模様。
たんぽぽと水仙もあるけど ぼんやり。



だけど セージの虫食い穴まで
写ってて 可愛い✨



野草の緑の良い色だこと!



綿生地は セージの葉脈までしっかり
そしてミモザのまんまる花型もしっかり✨



挟んで叩かれた草花は 優しく剥がすと 押し花のようになり
ミモザは 額に入れて壁に飾ってあります。



生地は 何に縫いあげようか考え中…

草木染めアーティストのレベッカさんはこう言います。
「草花を布に写す技法には
正解も不正解もない」と。
出来上がったものこそが 経験となる。
同じものは1つもない。

次回は色とりどりの春の野草で 
やってみましょうね✨