日本に「いぶき」は必要か? | 大阪ときどき神戸。のち東京やがて四国でしょう。

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海と山と空と街と食い倒れと生き物が大好きな、ミナミ在住の男女。

 
 
映画「空母いぶき」を観てきました。
 
2度と戦争をしないと約束をした日本が他国から攻撃されたとき、一体どうしたらいいの!?誰がどんなことをして国を守ろうとしているの?という疑問を分かりやすく説明してくれる社会見学的な仕上がりになってました。
 
なんじゃこりゃあ!なんの説明会よ?しかも、原作をあちこち変えちゃってさ。フィクションでしょ!?気にせずやろうよ~!と思ってしまいましたが、とはいえ、かわぐちかいじ先生のリアルにきわどい内容の漫画をガシガシ改造して、そつのない作品にまるっと仕上げた脚本家の腕前はすごいかも?
 
脚本を書いたのは一体、誰なの? 伊藤和典さん!?うっそ!マジか・・・アニメ「うる星やつら」とか「魔法の天使クリーミーマミ」「機動警察パトレイバー」んー、どれも大好きです!なるほど~、道理で漫画っぽい映画になっちゃったなあと思いました(※原作も漫画でっせ)
 
そうか・・・かわぐちかいじ先生の作品で実写!って思うから、「ハリウッド映画ばりのスゴいのん、見れるんちゃうか?」って、理想が高くなるんやなきっと。(ということにしておこう)

 

個人的には、護衛艦「いそかぜ」艦長が攻撃するときに言う、「いてまえ~!」(やってしまえ)が一等好きです。
 
そんなこと言ってる内に、現実の世界では日本の護衛艦「いずも」がステルス戦闘機が乗っけられる空母に改造されちゃいましたね。そして昨日、トランプ大統領が、同じく空母に改造される「かが」を見に横須賀基地に行ってましたね。
 
あれ? 「かが」は横須賀の子じゃなかった気がする。トランプさんに見せるために連れてったんかな?「空母に改造してステルス戦闘機を乗っけます。お役に立ちますよ!」ってアピールかな? 攻撃型の空母は持たない!って言ってた話はどうなったんでしょうか?
 
すっかり平和ボケしたさわきちでも、明日に戦争が起こって日本が巻き込まれたとしたら、守るための武器がなかったら さわきち達が犠牲になるってことは分かります。となりのでっかい国は最近、攻撃型の空母をいっぱい作るのに熱中しているようだし。
 
そうなると、日本にあるアメリカ駐屯地の武器では守り切れなくなっちゃいますね。だから日本も協力しろって言われるのは当然でしょうけど、なんか、根本的に「そこじゃない」って気がします。
 
よし。 こんなときこそ、ドラえも~ん! 「もしもBOX」を出して~! 「もしも、サッチモの名曲『このすばらしき世界』が現実になったら!」 
 
ジリリリーン!
 
話は映画に戻って、、、自衛隊の皆さんが戦っている間、何も知らずにその日を懸命に生きているコンビニ店長の中井貴一さんと店員の深川麻衣ちゃんのコンビが愛くるしくて最高にハッピーな気分になれました。
 
そして、さわきちたちの何気ない毎日がずっと続くように、命を懸けて職務を全うする自衛官の皆さん。本当にありがとうございます。