舞踏家・岡 佐和香のブログ -159ページ目

心霊写真!?

じゃないんだけどさ。


右上に偶然うつっちゃいました。


オバケ

光の反射は、ミラクルですっ



舞踏家・岡 佐和香のブログ-写真.jpg



今日は来春参加する書展にむけての稽古でした~

書道って、単に文字を書くのが書道じゃない。


ということに気づいたら、書の世界は奥深いんだなって、実感しました。


平面だからって、瞬間を切り取る、写真とは違うかな。


どちらかというと、映像に近いかな。


動きと時間の経過が画面に凝縮してるからね。




自分から出た言葉の数珠を、形にするのって、難しいです。

文章によって、筆の種類、タッチ、文字の配置など、変わってくるからね。

即興ダンスとこれまた同じで、マニュアルなしですっ

そして、ダンスと同じで、実は身体表現です。書は。

息も、体全身も、人生も使って書きます。

リズムも大切です。

書いてる動作を拡大すると、確実にダンスになります。

音楽にもなります。


7つの文章を作ったから、大変です。

7つ振付するようなものです。

あ”~単純に文字にすればよかった。。

とちょっと思ったりしますが、

7つの感じる曼荼羅ドキドキ

作ります。





お見せできる形になってくるのは、多分今年の秋です。


。。。。。。


道のりは長い。。。


チューリップ紫チューリップ紫 叫び チューリップオレンジチューリップピンク




即興の落とし穴

即興ダンスって、ある意味怖いです。。


今、の私がさらけ出されちゃうからね。



ぽかんとしてたら、何もおきない。


ほんとに、何もおきないです。。



自分を真剣に見つめる作業が前もってあって、初めて何かが起きてきます。


即興だからって、なにも準備しなくていいんじゃない。




決まった振付があるときは、ある部分では、決まった振付を集中して練習すれば、舞台は成功する。



でも、即興は、自力で肉体を磨くことと、感性を磨くこと、臨機応変に何でも起こせること、身も心も柔軟であること、そして何かを語れること、そしてきちんとダンスの形にすること・・・、そんなことが大切だなって思います。



それができないと、くっだらねーよっ何したいのあんた?て自分でも思ってしまいます。

そんなダンスをしてしまうと、自分かなり落ち込みます。

だから、即興、いつも真剣勝負です。


具体的にこれをやればいいってマニュアルはない。

24時間、私として存在しているすべての血と肉と感性を研ぎ澄ましつづける必要あるなって思います。


身も心も刀を研ぐような感じです。。

身も心も粘土みたいな感じも、します。



本番まで何もしてなかったら、一期一会のひと時を台無しにしちゃうからね。


本番までの一分一秒、一歩一歩、自分を研ぎ澄ませて、生きてゆきますあし



☆完全即興「たのしいの◎んだふる」☆

来週土曜の昼下りのイベントです。
完全即興なんで、スリル満天です。
ご来場、心よりお待ちしてます!


舞踏と音楽、それぞれのフィールドにおいて、その自由奔放な即興生の豊かさで知られる岡佐和香と清水一登の出会いから生まれた、ダンスと音楽の完全即興コラボレーション「たのしいの◎んだふる」、おかげさまで一周年です。

毎回、素晴らしいゲストを迎え、密度の高い新鮮な即興表現が繰り広げられています。今回のゲスト・ダンサーは、流麗なコンテンポラリーダンスの小波羅ちえ さん、石井かほるカンパニー公演参加で新境地を拓く岡佐和香ともども見逃せません!

音楽の方は「る・しろう」をはじめ多彩な活動で注目される金澤美也子さんを迎えたツイン・キーボード! 清水一登のハモンドB3演奏とのバトルは聴き逃せません!

一周年を記念して、よりお気軽に楽しんでいただけますよう、今回から固定チャージを無くし「投げ銭システム」に移行します。お代は観てのお帰りに「楽しかった分だけ」。よろしくお願いします。

夏も本番の7月25日、いつもの土曜の午後、お暑い時間ですが、キリっと冷えたビールとともに、お待ちしてます。

●2009年7月25日(土)●
ダンス+音楽「たのしいの◎んだふる」7月号(7回目)
14時開場 14時半開演 16時半ごろ終演予定
★会場:OrganJazz倶楽部 http://www.organjazzclub.org/
 中野区沼袋1-34-4 B1F TEL: 03-3388-2040 (高田馬場から西武新宿線で8分沼袋駅徒歩20秒)
★料金:ドリンク400円~ +投げ銭(固定チャージ無し)
★ホスト:岡佐和香(舞踏)+清水一登(オルガン)   
★ゲスト : 小波羅ちえ(ダンス)+ 金澤 美也子(ピアノ)
★主催:POSEIDON http://d.hatena.ne.jp/Poseidon/20090715/p1
★問合せ: e-mail:yoyaku@poseidon.jp


★場所:高田馬場駅から西武新宿線8分、沼袋駅北口より徒歩20秒
改札を出て右270度後方、花屋さんを左に,団子屋さんを右に眺めて道を進んで右
側、焼肉屋さん「牛繁」のあるビルの地下1階。JR中野駅から歩いても約20分。中
野通りを北上、新井五叉路を斜め左に入って500mで沼袋駅です。

★出演者紹介:
●小波羅ちえ(コンテンポラリーダンス)CHIE KOHARA 
ジャズダンスをきっかけに、ダンスの世界に入る。チアや芝居など多種の仕事をしながら、モダンダンスを経て現在はコンテンポラリーを中心に活動中。身体能力を活かして流動的かつ美的なダンスを日々追求中。

●金澤 美也子[piano,vo] MIYAKO KANAZAWA http://www7.ocn.ne.jp/~tolsilo/contents/MKprof.html
東京生まれ。物心ついた時からピアノを始める。80年代より様々なバンド活動。 元TMNの宇都宮隆のソロバンド’T.UTU with The Band’などに参加後1994年 自らのバンド’都withエレガントパンク’を結成。99年に’る*しろう’結成。
現在、むぢゃ、高円寺百景、た*みやYOZIGENN等のバンドや和太鼓とのコラボ、またポチャカイテマルコの荻野氏との鍵盤DUO、さらに舞踏/映画/ゲーム音楽の製作など、その活動 は多岐にわたる。

●清水一登[piano]KAZUTO SHIMIZU http://www2u.biglobe.ne.jp/~gaspard/artist/arepos/index.html
「怪物」と畏怖される特異な才能を持つ音楽家。特有の切れ込みの鋭い演奏で複雑な楽曲もあっという間に聴かせてしまう。類まれな即興性とも相まって、強烈な存在感を放つ。近年は従来の緊張感に加え、音をより自由に楽しむ自在な境地を拓いている

●岡佐和香(舞踏)SAWAKA OKA http://www.sawaka.info/
大野一雄との出会いから舞踏の世界で研鑽を積み、芝居、生け花から剣舞まで、様々なスタイルを融合させて独自の世界観を持つダンスを踊る。即興やライヴ・ミュージックに鋭敏な感覚で呼応し、ジャンルを超えたイベントにも積極的に取り組んでいる。

かきましたっ

来春の書展の準備の最初の最初です。




書いたのは


「脱がないわ、赤い靴。」


「待つわ」


「月はだ、やわらかい」


「いつか猫になりそう」


なーどなどです。


ダンサーとしての私、書にして表現することにしました。。



写真はiPhoneで苦労して撮ったんだけど、鼻の穴がきになります。。。はい。


眠くなったんで寝転んじゃいました。


というか、字がまだ下手なので、お見せできないって感じです。ガーン


これから色っぽい書、書いてみせます~ドキドキ



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いっしょくたにしたくなっちゃった☆

マイケルの記事を書く知人から「マイケルはダンサーからみて、ダンサーといえる?」と質問されました。。

もちろん、振付もダンスもすごい。


だけど、ダンサーとかいうよりも、マイケルは、アーティストだし、天才だなあと思います。


マイケルが作り出した世界って、単にマイケル独自の世界というよりも、マイケルが面白いと思ったものをコラージュし、創意工夫したけっか生み出されたマイケル独自の世界だなあ、その上、世界中のたくさんの人がいいと思えるユニバーサルな世界なんだろうなって思います。



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で私の頭の中でつながっちゃうのは、たとえば芸能山城組の山城祥二だったりします。

ワールドミュージックというよりも、普遍的に素晴らしい音楽を作ってしまった人に思います。

今聴いても素晴らしいです。

バリの現地の芸能の人たちからは、傲慢だと、快く思われていなかったらしいとも聞いた事があります。

でも、作品としては、やはり素晴らしいです。



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そして、土方巽だって。


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とても簡単に説明してしまうと、土方の原風景だけにとどまらず、哲学、絵画、音楽、芸能、土方が面白いと思ったあらゆるものをコラージュして、彼独自の世界を作ったから、舞踏は世界に衝撃をもたらすほどの力が当時あって、とても面白かったんだと思います。

聞いた話では、テレビをみていて、ドラマで流れた音楽がよければ、すぐにテレビ局に電話をして音楽の名前を聞くほど、面白いものに、無邪気に飛びついた方だったと・・・。


マイケルも、山城祥二も、土方巽も、面白いものに飛びつく子供のような無邪気さと面白がる力が人一倍あったオトナだったのは共通していたんじゃないかしら、という気がします。


形やジャンルなんて関係ない。

アートだの、大衆芸能だの、エンターテイメントだの、伝統芸能だの、そんなグダグダジャンルわけ、どうだっていいだろ。


そんなことよりも、面白いものに鋭くこだわり、飲み込み、メルティングポットのように煮込んでしまって、ひとつのオリジナルの世界を作り出す力、表現するならば、とても大切にしないとだと、私自身、とてもとても強く感じますドキドキドキドキドキドキ