年の瀬の思い出 | ノベルの森/アメブロ

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オリジナル小説、今はSF小説がメインです。今日からは「多次元文章世界」と題して、ノンフィクション(ショート・ショート含む)とエッセイを展開していきますのでどうぞ応援してください。

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随分前のこと・・・。

東京でも自治会が「火の用心」やるんですね。今はどうなんだろう・・・。

ある寒い日のこと地元の友人に誘われて(強引にね)

地元の江戸っ子(E)「おい、俺一人じゃつまんねえから、付き合えよ・・・。」

田舎もんの私(A)「お願いしてみろ、聞いてやらないこともない」

(E)「ちぇ、・・・頼むよ。あとで12年物のスコッチ飲ませるからさあ」

もう一人の田舎もん(B)が「俺もやるよ」

さっきまでよそ向いてたのに・・・。

で、確か・・・こんな調子で始まったと記憶しています。

(B)「火のよーじん・・・し、しましょー・・・。」
(E)「おい、おい、なんだよ、今のはよー」(笑)

確かに、ひどかった。(A)「俺、拍子木打ち損ねちまっただろうがー」(笑)

(E)「みろよ、あいつ、もろ訛っちまったじゃねーの!」
(A) 「うっせー!このまま帰ってもいいんだぞ!」(怒)
(B)「ダメだよー、シーバス飲めなくなるから!」(必死)

しばらく無言が続き・・・。
静かすぎるのが大嫌いな私は、「何かどうでもいいこと言って笑おうぜ!寒いの忘れんだろ!」

突然始めた。
「長ーい丸ってさあ・・・」
(E,B)「なんだよ、それ・・・」
(A)「何でもいいから、それなーんだ」って言うんだよ。
(E)「しょうがねえ、・・・やるぞ」
(B)「・・・・・・」

「いいか、いくぞ『長ーい丸ってさあ』・・・はい!」

(E,B)「それなーんだ!」(かなりやけに・・・なるよね」

(A)「棒だよねー!」(笑)←たちの悪いバカ。(私です)

(A)「よーし、あ!もう一個浮かんだ!調子出てきたぜ!」
(E,B)「・・・・・・」

(A)「長ーい休みってさあ」
(E,B)「それなーんだ!」

(A)「クビだよねー!」
(E,B)(大爆笑!)した後で「今のは、不謹慎かな」
(A)「確かに・・・」



​※こんな馬鹿でも、今は人の親となり偉そうな顔をしているのであります。​








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