今月は散文詩が、やっぱりメインなわけで・・・ | ノベルの森/アメブロ

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オリジナル小説、今はSF小説がメインです。今日からは「多次元文章世界」と題して、ノンフィクション(ショート・ショート含む)とエッセイを展開していきますのでどうぞ応援してください。




   高校生の頃、初めてのデート。その時を思い出して
   散文を書きました。

 
     「無色の優しい流動体」 <佳の散文詩>より

     

    春の香りを少しだけ

    のせて渡る風、それは

    無色の優しい流動体

    ぶつかると同時にみぎひだり

    顔をなでながら 通り過ぎてゆく

    4月になると 風たちは

    さらに熱を 上げ

    二人の間に 春の実りを運ぶ

    からっ風に押されてよろめいた君

    何かにつかまろうとして

    空を切った その手を

    ちゃんとぼくは つかまえた

    ありがとう

    二人の手をつないでくれた

    無色の優しい流動体

    春の香りをのせて舞う
 

   

   只今、アルファポリスの「アート大賞」に詩の部門でエントリーしています。

  

   投票してくださった方にも抽選で賞金がもらえるそうです、読んでみてください。


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