「ディック＆ジェーン 復讐は最高！」観ました。
主演はジム・キャリー
1977年に公開された
「おかしな泥棒 ディック＆ジェーン」のリメイクです。
そして、エンロン事件を基にしています。
ここで、
エンロン事件の詳細を･･･
エンロンとは、
アメリカの総合エネルギー取引とITビジネスを行う企業。
2000年度年間売上高が1,110億ドルという、全米でも有数の大企業だった。
しかし、巨額の不正経理･不正取引による粉飾決算が明るみになり、
2001年12月に破綻に追い込まれた。
俗に［エンロンショック］という。
みたいなことが、あったらしいです。
なので、エンドロールや本編にも［エンロン］が度々出てきます。
最初知らなかったから、
何のことか全然わかんなかった(笑)
ディックはIT企業、グローバルダイン社に勤めるエリートサラリーマン。
この度ついに部長へ昇進が決定！
しかも、有名な経済番組に会社の代表として出演することに。
しかし、番組でグローバルダイン社のCEOが自社株を売り抜けていたことが発覚！
また、粉飾決算で成り立っている会社だった。
そのことが明るみに出て会社は倒産し、ディックは職を失ってしまう…。
次の就職先を探そうにも、全部ダメ。なかなか再就職できない。
家族の夢だった芝生がいっぱいの庭の工事も途中で切られ、
あんなにも沢山あった芝生もむしり取られてしまった…。
金を工面するために家財を売って生活するにも、すでに限界が来てしまう。
真っ当に生きてこのザマなら、いっそ犯罪を犯してやる！
と思い、
まずは色々な所から芝生を盗ってきて庭に彩る。
そこから、どんどんエスカレートし
ついに強盗までしてしまう。
そのおかげで生活レベルは元に戻ったが、
ニュースで元会社仲間がお金に困り、次々に逮捕されていく。
そんな時、偶然元上司に会う。
彼から、CEOのジャックは4億もの隠し財産があると聞かされる。
そこでディックは、自分たちをゴミのように捨てたジャックの4億を奪ってやると画策する…。
コメディーだけど、サクセスストーリーのような感じもある作品でした。
「マスク」や「エースベンチュラ」のようなドコメディーのジム・キャリーも、もちろん好きだけど、
個人的には「ライアーライアー」や「空飛ぶペンギン」といった、落ち着いたジム・キャリーの方が好きかなー。
やさしい演技がズルイんだよー
ジム・キャリーはー！！！
今作でも、妻のジェーンが薬のアレルギー反応のデータを取るための被験者のアルバイトをやるんですけど、
そこでジェーンはアレルギー反応が出てしまって
唇がぶくぶくに腫れ上がり、ジェーンは落ち込んでしまう。
そんな寝てる妻の顔を優しく見つめて、
「まだ綺麗だよ」
と囁くシーンがあって･･･
ズルイよね(笑)惚れてまうわ(笑)
というように、随所で夫婦愛が見れて
それがホッコリして、微笑ましくて、羨ましくて(笑)
ポジティブ映画でした。
あー･･･こんな家庭築きたいわー(笑)
沢田寛弥