本日、三重県桑名市で篳篥の蘆舌を作り続けている、奥田貞次さんに取材をしてきました。
奥田さんは、幼少より篳篥を始め、蘆舌製作を故東儀兼彦氏(元宮内庁式部職楽部楽長)より教わった方で、製作する蘆舌は、年間数千本とのことです。
奥田さんの作業場は、多くの鵜殿のヨシ、そこから作られた蘆舌に囲まれ、確かな音を産み出す職人を思わせるものでした。
後日、取材の内容をまとめて紹介できればと思っていますが、本日伺った中でも特に印象的だったのは、良い蘆舌用ヨシを捜して琵琶湖、利根川、北上川などなどを試された奥田さんですが、やはり、篳篥の演奏に最適のヨシは鵜殿ヨシ原のものです、ということ。
明日SAVE THE 鵜殿ヨシ原では、国土交通省への署名提出を行い、国土交通大臣へ要望書を渡してきます。皆さんの思いに、この奥田さんの経験と思いあわせて、届けてきたいと思います。
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