【59】重粒子線治療1年半 口腔内の変化② | 腺様嚢胞癌に抗うぞ

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顔面神経麻痺を調べたら上顎洞の腺様嚢胞癌ステージⅣでした。
重粒子線治療をしました。

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  閲覧注意(見たくない人は見ないでね滝汗、、、ほんとに、、)

 

前回からの続きです。

 

次の写真は重粒子線治療後、9ヶ月時点です。

潰瘍(緑色矢印)はありますが、おおむね粘膜が潰瘍部を覆っているので別に痛みなど感じません。

 

 

癌のあった場所が壊死していくのでしょうか。

第二大臼歯の歯根がむき出しに(黄色矢印)なってきています。

少しずつ、第二大臼歯はグラついてきます。

 

 

そして下の写真が最近撮った写真で、重粒子線治療1年半ほどした写真です。

抜歯した第二小臼歯で見やすくなっていますが、

第一大臼歯の根本に見えているのが腐骨です(白の矢印)。

ここに感染が起きると、上顎骨沿いに感染が広がっていくのでしょうか、、、

右頬や上顎骨あたりに痛みがありました。

押さえると圧痛もありました。

 

 

第二大臼歯(写真で一番左)はまだ抜けていませんが、かなりグラついてきています。

青色矢印のあたりには食べかすがつまり、普通に電動歯ブラシではきれいになりません。

歯間ブラシや私は以前購入したウォーターピックで洗浄しています。

ただ、口腔ケアだけでは感染コントロールは(私の場合)難しかったです。

 

使用しているのとは違うメーカーですが、このような形状のものを使用しています。

 

 

 

 

痛みがあったり、

開口障害が悪化したら、

医師にすぐ相談が良いかと思います。

感染コントロールに抗菌剤など、相談した方が良いかと思いました。

ちなみに、

耳鼻科の先生から抗菌剤処方されると、数日で痛みは改善してきてました。

 

長文お読み頂きありがとうございました。

また、汚い写真で申し訳ございませんでした。

 

同じ病気でこれから戦っていく人の参考になればと思っています。

当然、このような経過を辿らない可能性も十分あります。

私だけなのかもしれません。

 

重粒子線治療の晩期合併症ではありますが、決して治療をした事を後悔していません。

なぜなら、治療していなければ、別の大変な事が起きていたのでは、と思うから!

 

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