【4】家族と仕事仲間に病状を伝える | 腺様嚢胞癌に抗うぞ

腺様嚢胞癌に抗うぞ

顔面神経麻痺を調べたら上顎洞の腺様嚢胞癌ステージⅣでした。
重粒子線治療をしました。

主治医から病状を伝えられ、なかなか病状を受入れられません。

でも、仕事は待ってはくれません。

治療に向かわねばと前向きに思っているうちに、

無理やり受け入れていったような気がします。

 

キュブラー・ロスの受容の5段階過程が有名です

本はそれなりにボリュームありますが、興味があれば検索を。

否認・怒り・取引・抑うつ・受容と続くようですが、

忙しさのためなのか否認・怒り・受容となりました。

十分な過程を辿らなかった為か、その後も時々抑うつ状態の波はやってきましたが、それはまた別の機会に書けたらと思います。

 

まずは家族に病状を伝えました。

子供は大学生と高校生,愛犬は6歳。

上顎洞癌が見つかった事、

MRI所見から進行したⅣ期である事、

現時点根治出来るか分からない事、

その上でできる限り治療をしていきたいと思っている事、

そして今までの生活に満足と感謝をしている事を伝えました。

妻もかなり衝撃を受けていましたが、子供達はもっと堪えていた様子でした。

治療が一段落した時点で、普通の日常に戻ってきました。

(再発していない)現在は普通に会話しています。

でも、いつか当時の気持ちを妻や子供達に聞いてみたいと思っています。

 

ついで、職場の同僚にも病状を伝えました。

幸い同僚は私の病状に共感してもらい、仕事の分担を計画してくれました。

その後治療方針を決めたり、治療している数か月の間

かなり負荷をかけてしまいました。

今でも感謝しています。

 

文章にするとかなりスマートに見えますが、かなりグダグダだったのは確かです。