こんにちは!
今週半ば、下校した我が子が言った。
(お昼の12時半には帰ってくるのでお昼の準備が要ります。)
子:「マテのシュールアルバイト、13人が「5」取ったから再試験だって!」
ドイツ語訳
マテ Mathematik マテマティーク
数学
シュールアルバイト Schularbeit
主要科目の定期テスト
「5」
オーストリアでは、「1」が最高で、
「5」は不可、進級できない。
我が子のクラスは、28人。(男子11人女子17人)
子:「ボクの周りもほぼ「5」だったよ。
Kもラファエルもレオンも。後、女の子で知ってるのはラーラ。
Tは4だって。
マキシミリアンも今回初めて4取っちゃったんだって。」
ちなみに我が子は、安全圏でした。
だって、試験前、
血眼になって勉強したからね、
母親のワタシが。
テスト範囲の1つのテーマが「全く分からない」と打ち明けられて、
青ざめたよね。
夫と子がスキーに行った日曜の午前中に、数学のテキスト(当たり前ですが全部ドイツ語です。)読み込んで
問題解いて、
スキーから帰った我が子にインプット。
どうにか間に合ったんですよ。
今回の数学のテスト範囲は、日本だったら中2、中3で勉強する範囲です。
(多項式、因数分解、割合(利子とか税金のあるなしの計算など)など)
オーストリア、早いんですよね。。。
我が子は、日本の教育システムでは、小6でちょうど小学校を卒業し
この4月から中学入学の年です。
担当の数学教師から保護者に今回の再試験の経緯が綴られた一斉メールが届いていた。
その中の「言い回し」に、「えっ」と思った保護者がいたみたい。
翌日、入学以来、クラスの保護者代表をしてくれているマリーアのママが、
なが~いなが~い
遠回しな抗議のメールを担当教師に送った。
とんでもなく長いので、グーグル翻訳にぶち込んで日本語で読んだ。
一晩掛けて、オーストリアのママたちは
あーでもない、こーでもない
とやり取りを重ねていたのだろう。
ワタシは、いつも蚊帳の外なので、事の成り行きを見守るのみ。
どちらの言い分も一理ある。
さあ、再試験、どれくらいの子が踏ん張れるだろうか。
我が子は、「今度こそ「1」を取る!」とモチベーションだけは立派なので
モチベーションアゲアゲの今、
数学のテコ入れに励むこととする。
サウロロフス
↓2年前に書いたこの記事で、ワタシ、今回の事予見してた!