出し惜しみするママ友 | オーストリアで暮らしてみたら

オーストリアで暮らしてみたら

同い年の夫と息子(12歳)の三人暮らし。
数年前にオーストリアへ移住しました。主婦の目線から日常で本当に使えるドイツ語と英語のフレーズをエピソードを交えながら綴っています。
TOEIC905点英検準一級(移住前)

こんにちは!

 

先週(2022年4月上旬)からネットフリックスで始まった韓国ドラマ、「グリーンマザーズクラブ」が面白い。

 

お受験ドラマ、ドロドロのママ友関係を描くドラマなんて数多くあるけれど、

 

今回このドラマが気になるのは、ワタシも現在ここオーストリアで少なからずママ友問題を抱えているからだろうか。。。

(ママ友は外国人です。)

タイムリーだったんですよね。

 

このドラマに出てくるママ友で、

 

情報を出し惜しみするママがいる。

 

ママ同士、親戚なんだけど(はとこ)

それでも有益な情報は教えてくれない。

 

主人公のママ(ウンピョ)が、長男に適した塾はないか教えてほしいと頼んでも

 

「なんで?

教育ママになるつもり?」

などと質問に質問で答えて、

 のらりくらりと交わして情報をくれない。

 

現在、ワタシが今後の付き合い方をどうしようかと迷っているトルコ人のママ友も、

毎回情報だけねだってくることにイライラしているのでこのドラマに共感してしまうのだろうか?

 

主人公ウンピョが、ママ友内で随一の情報量を誇るママ友(チュニ)に同じ質問をしたとき、

 

チュニ:「はとこは?

教えてくれないの?」

と痛いところを突かれる。

 

主人公が返答に詰まっていると

 

チュニ:「そうよね、

ここでは親戚でも情報共有しないから。」

と同情されてしまう。

 

そして、やっぱり彼女からも情報はもらえない。

 

情報って、手に入れてしまえば

なーんだ、そんなことか。

と思うけれど

手に入らない内はどうしたら手に入れられるのかと血眼になって探してしまう。

 

ワタシを悩ますトルコ人のママ友、

先日あった我が子たちのドイツ語テストの結果が知りたくてたまらなかったのでワタシに電話をかけてきた。

 

この人はいつもそう。

 

自分が困ったときだけ頼ってくる。

 

ワタシは電話に出なかった。

 

夫と我が子は、

「電話には出なきゃダメなんじゃない?」

とオロオロと心配したけれど、

 

ワタシ:「すべての責任はワタシが持つから好きにやらせて。」

と啖呵を切った。

 

ママ友、掛け直してはこなかったけれど

 

数日後、子供経由で

「なんで電話に出なかったん?」

と聞いてきた。

 

話す必要がないと判断したからに決まっているでしょう。

 

ちなみにこのドラマの第2話のタイトルは、

 

「大人は何の目的もなく友達にはならない」

 

このタイトル、殺伐としているけれど、

 

真理をついているな。

 

と思わずにはいられなかった。

 

サウロロフス