7カ月待った2箱目の船便が全損!それでも感謝しかなかった理由 | オーストリアで暮らしてみたら

オーストリアで暮らしてみたら

同い年の夫と息子(12歳)の三人暮らし。
数年前にオーストリアへ移住しました。主婦の目線から日常で本当に使えるドイツ語と英語のフレーズをエピソードを交えながら綴っています。
TOEIC905点英検準一級(移住前)

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こんにちは!

 

先日、昨年2021年8月に日本から出した船便の2箱目(約30kg)がようやくオーストリアに届きました。

 

昨年の8月、日本から2箱の船便をオーストリア向けに出したんです。

 

通常、日本からオーストリア向けの船便は2カ月。

 

コロナ禍では3カ月で届いていました。

 

今回の2箱は、約7カ月かかりました。

 

しかも、2箱目は段ボールが全損していたようで

 

ウィーンの税関で5日間ほど止まりました。

(土日も含めて。実質稼働日で数えると3日間ほど。)

 

ピタリと。

 

オーストリアンポストのアプリでステイタスを追跡すると

 

「中身確認中」

 

と恐ろしい文言が。。。

(ワ、ワタシ、ちゃんとInvoiceに全て申告してたかしら。。。アセアセ)

 

あー、これまた放置案件なんやろな。。。と落胆していました。

 

以前、オーストリアから日本へ送った航空便で、

贈り物のワインが割れて日本の税関で一週間以上放置された経験があるのです。

 

係の方がオーストリアとの補償についての交渉を嫌がったんでしょうね。。。

(その時、偶然にも最高額の保険を掛けていたんです。)

 

当時は、ワインが割れたことは知る由もなく、

「税関確認中」としか追跡結果に出ないのですごく不安だったんです。

 

ワタシ、審査に一週間も掛かるような、非常識なものを入れてしまったのかな?

とさえ思っていました。

 

それがね、ただワインが割れただけで、

 

係の人が補償手続きという仕事を嫌がって

 

放置されていたなんて。。。

 

絶句。

 

 

この時、どうやって事態が動いたと思います??

 

しびれを切らした

 

義父がね、税関に電話したんです。

 

義父へのお誕生日プレゼント、イタリア製の靴が入っていたので待ちきれなかったんでしょうね。

 

説明を聞いて

 

義父:「補償はいらないから、即荷物を送って欲しい。」

と伝えると、

 

助かった。

 

と言わんばかりの即時対応で、翌日には義父の元に荷物が届きました。

 

あの一週間何だったの?

 

とワタシはただただあっけにとられました。


そんな経験があったので、

 

今回のオーストリアポストも同じような対応なんだろうなーと覚悟していました。

 

今回はワタシが連絡を取らないといけないだろうからと

 

お問い合わせページを確認して

 

英語ドイツ語どちらで問い合わせを書こうかと

 

フレーズまで考えていた矢先、

 

事態が動いたのです。

 

税関の審査が終わって

 

「〇〇日には着くよ」とアプリに表示が出たのです。

 

今回も勿論、朝から待機していたのにも関わらず呼び鈴はならないのに

 

「不在のため郵便局引き取り」の表示を勝手にされ、

 

バーコード付きの引き取り票がメールにて届きました。

 

夫が取りに行ってくれたのですが、

今回はImporttarifの6ユーロしか掛からなかったとの事。

 

注) Importtarifは文言をそのまま訳すと輸入税となりますが、我が家では消費税の意味だと解釈しています。

 

ちなみに前回(1箱目)は、

Importtarifの6ユーロ

Zoll(関税)の5.59ユーロ

合計約12ユーロ掛かりました。

 

 

参考情報ですが、これらの税金が取られるようになったのはコロナ禍以来です。

 

コロナ禍以前、ワタシは何十箱も日本から船便を送っていますが

それまではただの一度も船便について引き取り時に税金を支払ったことはありませんでした。

 

全損って一体どんな感じなんだろ??

 

中身もきっとボロボロだろうな。。。と覚悟していたのに

 

夫が持ち帰った段ボール、すごくキレイなんです。

 

あれ??

 

あれあれ??

 

なんと、きれいな段ボールに全て入れ換えてくれたよう。

(とっても失礼だけど、オーストリア人の仕事とは思えないくらいキレイだった。)

 

我が子の為に買ったおっもーい図鑑も

 

日本の歴史全20巻も全て購入時の新品の状態でした。

 

中身については、ワタシの個包装作戦が功を奏していました。

 

 

いろいろあったけど、

 

7カ月ってものすごくかかったけど

 

すったもんだした調査請求(アメンバー記事)、結局何の役にも立たなかったけど

 

ようやく届いた船便、

 

関係者各位には

 

感謝しかありません。

 

サウロロフス

 

追伸:

 

詰め替えられていた荷物の中に入っていたオーストリアポストからのカード。

 

「Entschuldigung」(エントシュルディグング)は、ドイツ語で「すみません」の意味です。

長くて最初は言いづらいと思いますが、生活に欠かせない必須単語です。

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輸送中に破損しちゃったから荷物入れ替えたよ~

次からは気を付けるね~

ご理解の程宜しく!

みたいな感じの文章が書いてあります。

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↓頭の良い子は図鑑好きらしいですよ、奥さん

 

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オーストリアの教育システムでは、当たり前ですが日本の歴史は勉強できないので

今回この学習まんが「日本の歴史」を購入しました。

 

ワタシは子供の頃、喜んでこの漫画で日本の歴史を勉強したのですけど、

 

我が子は実はマンガが好きじゃないんですよね。。。

 

「マンガ読むとのび太みたいになっちゃう」とか言うんですよ。。。

 

 

この漫画の外に、日本の歴史の年表も買ってリビングに張り付けているのですが。。。

 

↓我が子:「卑弥呼さん、きれいだねー」って。。。

えっ 感想それだけ?

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