ピアノレッスンのその後で | オーストリアで暮らしてみたら

オーストリアで暮らしてみたら

同い年の夫と息子(12歳)の三人暮らし。
数年前にオーストリアへ移住しました。主婦の目線から日常で本当に使えるドイツ語と英語のフレーズをエピソードを交えながら綴っています。
TOEIC905点英検準一級(移住前)

こんにちは!

 

昨日はワタシのクラヴィーア(ドイツ語でピアノの事です。)レッスンの日でした。

 

レッスンが終わって、ホールから出口へ出る際に通るカフェテリアで、初老の男性がソファーに座っていました。

 

欧米では、知らない人でも一応挨拶をするのが基本。ですので、

 

ワタシ:「ハロー」

と声を掛けました。

 

すると、男性も「ハロー」と返してくれました。

 

急ぎで携帯をチェックしなければならない事案があったのでその場で携帯を操作しようとすると、

 

男性:「英語話せますか?」

英語で声をかけてきました。

 

ワタシ:「ええ。」

 

(すごくはっきり「Yes!」と言ったので。)

 

男性:「ええっ 本当?」 

 

自分で聞いておいて、ビックリするって何?と思いながらも「何が聞きたいのかな~」と思っていると、

 

男性:「どちらから?」

 

ワタシ:「日本です。」

 

男性:「日本のどこ? トーキョー?」

 

ワタシ:「●●です。日本来られたことあるんですか?」

 

男性:「フフフ 62回行ったことあるよ。」

 

ワタシ:「62回!? す、すごいですね。」

 

男性:「呼ばれてね。 演奏で!」

 

か、かっこいい!

 

彼も色々とワタシに質問してくれたので、ワタシも色々聞き出してしまいました。

 

情報を整理すると、

 

現在は、この音楽学校で教えている。

現在は、ニューヨークとここオーストリアを行ったり来たりの生活。

アメリカ人。

もともとは、シカゴ出身。

 

芦屋の「Left alone(レフト アローン)」というジャズバーでも演奏したことがあると言っていました。

すっごく古いバーで、30年くらい続いててオーナーも変わっていないと思うというようなことをおっしゃっていました。

 

来年、行ってみようかな。。。。

 

ワタシも芦屋に住んでたことがあるんですよ~と言ったら、そうなの!?と。

もっと話し込みたかったのですが、彼の信者(=生徒)たちがわさわさと現れたのでもう話せなくなっちゃいました。

ものすっごい綺麗な英語で(←当たり前か 笑)、話してたら英語力が上がるタイプの人だったので、もう少しお話したかったです。

 

サウロロフス

 

追伸: 一昨日は、子供のピアノレッスンの日。

先生は同じくアンドレア先生です。

 

今セメスターから、子供の前は小学一年生の女の子になりました。

初めてのピアノレッスンとのこと。

アンドレア先生と同じく、ハンガリー人。

レッスンはハンガリー語で受けています。

 

「母国語でレッスンか、ドイツ語レッスンもいいけど、母国語だとさらに理解が深まるよね、いいな~」

というワタシの心の声がダダ洩れだったのでしょうか。。。

いつもアンドレア先生が、「日本語でレッスンできなくてごめんね!」って言ってくれるという。笑

 

その女の子、レッスンが終わると、ママが迎えにくるまで部屋で待機。

我が子のレッスンを聞きます。

 

この日は、↓この曲を先生と連弾していました。

 

レッスン前、我が子が「苦手なところがある。」と言ってて、案の定そこで詰まってしまったら、

その女の子、すっごいニヤーッとしてワタシを見るんです。 笑

 

瞳の端に、その子がニヤーっとしているのが見えたので、目を合わせないようにしていたのですけど、笑

ワタシが目を合わせるまで、ずっと見つめ続けてくるんですよ。。。

 

なんなん!? 笑

 

 

先週は↓この曲を弾いていました。

 

ユーチューブで、あるピアノの先生が「男の子に人気がある曲です」と紹介されていらっしゃいましたが、

 

その通り、我が子も「この曲かっこいい!」とお気に入りでした。

 

ギロック作曲の「Indianertanz」(インディアンの踊り)

 

アンドレア先生も我が子がお気に入りとのことに気づいて、

「それなら、タローのRepertoire(レペルトアール)=レパートリーにしたらいいよ!」

とアドバイスをくれました。

 

ほんと、ほんと、レパートリーになったらいいですよね!

 

 

 

↓今夏、日本へ一時帰国中、東京へ遊びに行きました。

家族に付き合ってもらって、銀座のYAMAHAにも立ち寄りました。

 

そこで頂いたパンフレット、オーストリアに戻ったら近くのモールで楽器店がヤマハの展示をしていて、

全く同じパンフレットのドイツ語版を頂きました。

ドイツ語の勉強に使えます。