大腸カメラを受けたらまさかの事実が発覚。#今日の体調は | 究極天使Sちゃん ♪天より舞い降りた支配者♪

これは今年の夏の出来事です。

2023年7月25日。

 

私は23歳という若さながら、大腸カメラを受けました。

結論から話します。

大腸カメラ、痛くも痒くも無かったです。

 

昔から胃腸が弱く腹を下しがち。

 

小中学生の子供の時は、よく腹痛で体調を崩していました。

大人になった今、身体が丈夫になったのかその様な事は一切おきず。

 

と、思っていたある日......

 

粘血便がおしりから出たのです。

 

トイレットペーパーに付着したゼリーの様な赤い粘液。

 

それに加えて激しい残便感。

 

今までこんな事は無かったので、もしかしたら重大な病気なんじゃないか!?と

身体中から血の気が引く感覚がしました。

 

すぐに気になりネットで検索してみると、大腸癌という恐ろしいキーワードがズラリと出てきました。

 

もしかしたら自分が!?そんな馬鹿な!?

 

いても経ってもいられず近所のクリニックに電話!

予約制では無いので時間がある時に来て欲しい、との事でした。

 

次の日に早速行きました。

 

お医者さんから切れ痔の可能性があるので肛門を調べたいと言われ、ズボンを降ろされ肛門を広げる為の器具を入れられて観察されました。

少し痛かったです。

 

結果、切れ痔では無いのとの事。

 

「とは言え若いし、そんなに心配する必要は無いけど・・・一応大腸カメラやっとく?

 

まるで雷に打たれた衝撃の気分に襲われました。

切れ痔だったらどんなに良かった事か・・・いくら若いとは言えネットで調べると20代で大腸癌を患ったブログが出てきたりして

 

とにかく、その時は頭が混乱していた事だけ覚えています。

しかし自分の身体を守る為。

 

二つ返事でYESを送り大腸カメラを受ける事にしました。

 

日付は一週間後。帰宅する前にモビプレップと呼ばれる二リットル程ある下剤を渡され

検査当日に飲み切って大腸を綺麗にして下さいと言われました。

前日の食事制限もあるそうで、うどんや豆腐など、消化に良い物を食べて下さい、との事でした。

 

 

 

 

そして当日。

下剤、飲みましたよ。

 

味は重みのある塩水、といった感じ。

最初は、あ、これ意外と飲みやすいかも

 

なんて甘い考えでしたが、次第にお腹に溜まって飲むのが辛くなってきました。

 

段々飲んでいくとその味も非常に不味く感じ、5時間程掛けてやっと二リットルを飲み切りました。

本当は二時間程で飲むらしいですが・・・私には無理でした。

 

下剤を飲んでる途中、何度もトイレに行って水を排便します。

 

排便自体は良いのですが、とにかく下剤を飲むのが辛かったですね。

 

そんなこんなで、なんだか気力が抜けた状態で病院まで向かい

いざ検査!

 

待合室で名前を呼ばれてドキッと心臓が跳ねあがります。

 

ロッカーに持ち物を入れ、ベッドに横になると眠たくなるお薬、鎮静剤を入れました。

下剤を飲んで疲れているせいか、すぐに眠気が襲って来てそのまま寝てしまいました。

 

起きると私は別室に移動させられていて、検査が終わってました。

 

痛くも痒くもなかったです。

 

なんだか拍子抜けですね。

 

やはり現代の医術、侮れない。

大腸カメラが辛い時代はもう終わっている様です。

 

そのまま安静にしていると診察室に呼ばれ、結果を聞かされる事になりました。

 

診断結果「直腸に軽度の炎症あり」

一応生体検査を行うので2週間後くらいにまた病院に来て下さい、との事でした。

 

 

 

 

私はここでホッと最大の安心感を得ました。

撮影した画像を見ながらお医者さんに解説して頂いたのですが、癌の可能性はほぼ0。

仮に癌だとしても本当に初期。早めに発見出来たから軽い手術を行えばその後の人生は問題なし、と。

 

私が怖がっていたからか、お医者さんが丁寧に解説してくれました。

 

そして2週間後。

 

 

 

生体検査の結果

「軽度の炎症は認められるが、悪性は無し」

 

つまり、癌ではありませんでした。

 

はああああぁぁぁぁぁぁっ!良かったっ!

 

本当に!

 

お医者さんから、食生活を見直して運動も増やしましょうと言われ、診察は終わるのでした。

 

実は、前回の記事で胃カメラを受けたお話を書きましたが、この出来事がキッカケで受ける決心をしたのです。

 

ローリスクハイリターン。

たった1日頑張れば、その後の人生が保証される。

 

病院に行く以上の投資は日本に存在しないのでは無いでしょうか。

 

この記事を見ている皆さんも、勇気を出して大腸カメラを受けてみて下さい。

手遅れになってからでは後悔しか残りません。

 

そもそも、日本ではがん検診は40代以上の人が受けるもの、という誤解を招く常識が定着しています。

WHOの見解に基づけば確かに誤解ではないのですが、癌というのは年単位という非常に遅い時間を掛けてゆっくりと進行していく物です。

 

まぁ発生部位にもよるのですが。

特に、初期がんというのは3年ほど掛けて進行する、なんて言われています。

 

普段から健康意識の高い人なら病院に行って初期状態で癌が発覚しますが、普通はそうではありません。

 

つまり、がん検診を受ける人の母数が小さく、殆どの人は末期や進行した状態で発見され、皆が健康意識を高くしてがん検診を早めに受けると、診断結果の年代別件数というのは初期がんを考慮するともっと若くなるハズなのです。

 

早くて30代。そこから初期がんが発症し、40代で手遅れになる。

その手遅れになった状態で病院に行くから、WHOには40代で末期がん、という診断結果の情報が送られる。

 

結果的に末期や進行がんの情報が収束し、それが中央値となって現れてしまう。

 

本当はもっと早めに受けて備えるべきなんです。

 

なんだか熱く書き込んでしまいましたが、とにかく!

 

私がこの体験を通して言える事は早めに受けて損は無い!ということ!

 

それではまた次回の記事で......