サンリオピューロランドに行ってきまして、その話は書いたのですが、


事前リサーチでKAWAII KABUKIってのがあり、サンリオは触れてない人生だったけどこれは気になるとマークしており、見ることが出来ました。こんなインパクト強い名前の演目をピューロランドの枠で終わらせたくなくて別枠にしました。


歌舞伎詳しいわけじゃないけど、知ってるし好きだし見たことあるし、妻と交際時にも歌舞伎座行ったくらいは馴染があります。







ピューロランド最大のパレードが通り過ぎたのを見てから開演30分前に待機列に並んでいましたら場内には演者のポスターが並びます。人間のキャストと











スーパースター達!キティちゃんは女方だから隈取なしなわけですが、ダニエルはガッツリで俄然テンションは上がるわけですが、今回の主役である息子(3歳7ヶ月)は可愛さを失ったキャラクター達に『怖いから嫌だ、帰ろう』と主張してました。なんとかなだめて劇場の中へ入りましたが便意を催してしまい、
序盤は妻共々見ていません。

緞帳が下ろされた中で拍子木が鳴り黒子の前説がスタート。
キティ座頭が見栄を切ったら「キティ」「日本一」と盛り上げて会場に一体感を生もうと言う話。グッズショップの名前よろしく「さんりお屋」と屋号を叫びましょうの方が面白いのになぁと期待外れな気分だった。

前説が終わりキティ座頭の前口上、ちなみに劇場内は撮影禁止なので文章のみの表現となります。「隅から隅までズズズいーっと」みたいな感じで期待は更に膨れ上がりますが個人的なピークはここでした。そこから先は歌舞伎の化粧をしたキティちゃん達の人情芝居。
とはいえ、最新のプロジェクションマッピングを駆使したりしてよく出来ているのですが歌舞伎を名乗った分損してる感じ。まあ、KAWAII KABUKIで歌舞伎じゃないからこれが歌舞伎への入口になるなら良いのかもしれない。だから『こんなの歌舞伎じゃない』とかっていう批評はお門違い甚だしくて、【歌舞伎じゃないけど歌舞いてはいる】という結論に達したわけです。

後日、妻と感想を話あったけど「KAWAII KABUKIがあるからまたピューロランド行きたいなと思えた」と申しておりました。私はそこまででもなかったけど(笑)、そこは思い入れの度合いでしょうから割愛。

あと、余談ですが、KAWAII KABUKIのグッズが売店で売られていなかったのが残念極まりない。


 

 メルカリで調べたら色々あったけど、昔はあったみたいです。だから、コンテンツ的に歴史は長くて、グッズももう一回転するほどの売上ではなかったんだと察しました。


ちょっと前はX JAPANのYOSHIKIと組んでヨシキティとかあったけど、サンリオの誰とでも寝る感じもとい色んなジャンルと手を組む姿勢に歌舞伎界も手を組んだんだろうなと感じて、それはそれでたくましいなと思いました。